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→‎救援情報: 全国美術館会議東日本大震災対策本部が、陸前高田市立博物館被災美術作品等救援活動の終了を報告
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== 救援情報 ==
 
== 救援情報 ==
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*(2011-10-07) 全国美術館会議東日本大震災対策本部が、陸前高田市立博物館被災美術作品等救援活動の終了を報告した<ref name="www.zenbi.jp_20111007">[http://www.zenbi.jp/topics/11/111006_3.htm 全国美術館会議東日本大震災対策本部 2011年10月7日全国美術館会議 陸前高田市立博物館被災美術作品等救援活動について(報告)- 陸前高田市立博物館(岩手県)は、3月11日の津波により、甚大な被害を受けました。被災後、自衛隊等の手によって瓦礫などの撤去作業が実施されたのち、同館の歴史、生物、考古、民俗等の資料は関係者の手によって順次関係機関に移送されました。しかしながら500号、300号の大型作品も含む洋画作品約50点、書作品約70点については同館に残されたままでした。そこで、岩手県教育委員会から文化庁次長宛に5月2日付の文書で支援要請が出され、「文化財レスキュー事業」の一環としての救援事業が開始されました。全国美術館会議は、東北地方太平洋地震被災文化財等救援委員会(以下、「救援委員会」)事務局からの依頼を受け、同救援活動に参加しました。](2011/10/11閲覧)</ref>。「文化財レスキュー事業」の一環として、156件の保管に係る作業を2011年9月30日に完了した。関わったスタッフの実人数は約140名。現地における作品等の調査、移送、燻蒸、応急処置には延べ約700名が参加しました。県内外での後方支援的な活動を含めるとスタッフの延べ人数は、700名を上回る。
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**被災美術作品等の梱包・移送作業は7月12日から14日にかけておこなわれ、8月21日からは全国美術館会議の派遣職員が盛岡市内の施設(以下「盛岡ラボ」)で、保存修復の専門家、救援委員会事務局職員、国立美術館職員等と共に、156件に及ぶ作品の応急処置作業に従事。作業は9月25日に終了しました。9月17日、岩手県立美術館に盛岡ラボから油彩画20点を搬入。9月29日には残りの油彩画及び書を搬入。156件の保管に係る作業は9月30日に完了しました。
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*(2011-10-07) 被災標本のうち、鳥羽源蔵氏が明治から昭和初期にかけて収集したコレクションを中心とした植物標本300点の修復を、徳島県立博物館が2011年5月12日から進めていた。10月7日に作業終了。修復した標本の一部は20111年10月21日からの徳島県立博物館企画展「描かれた地震」(2011年10月21日から11月27日)で展示される。標本は12月に岩手県立博物館に返却する予定。<ref name="www.museum.tokushima-ec.ed.jp_20111007">[http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/database/rikuzentakata/index.html 東日本大震災で被災した標本の修復協力について - 陸前高田市立博物館標本レスキュー -](2011/06/03掲載、2011/10/09閲覧)</ref><ref name="www.topics.or.jp_20111009">[http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/10/2011_131803811157.html 植物標本300点復元、県立博物館 陸前高田で被災泥まみれ - 徳島新聞社 - 2011/10/8 10:41 植物標本300点復元、県立博物館 陸前高田で被災泥まみれ 東日本大震災で被災した陸前高田市立博物館(岩手県)の植物標本の修復を進めていた徳島市の徳島県立博物館で7日、作業が完了した。専門知識を持つ学芸員が地道な作業を続け、津波で泥まみれになった300点を復元。標本の一部は21日からの企画展「描かれた地震」で特別展示される。(中略)標本は、岩手県立博物館へ12月に返す予定。徳島県立博物館は津波被害の大きさや、陸前高田市立博物館が収集していた約1万5千点の植物標本と約150箱の昆虫標本の修復に全国の博物館が協力して当たっていることを知ってもらうため、修復した標本の一部を企画展で展示する。 企画展では、安政南海地震(1854年)を伝える瓦版、安政江戸地震(1855年)直後の世相を風刺した鯰(なまず)絵など地震や津波に関する絵画や資料などを紹介。「東日本大震災と標本レスキュー」と題したコーナーに、修復標本と津波が2階天井まで達した陸前高田市立博物館の写真を並べる。](2011/10/08掲載,2011/10/09閲覧)</ref>
 
*(2011-10-07) 被災標本のうち、鳥羽源蔵氏が明治から昭和初期にかけて収集したコレクションを中心とした植物標本300点の修復を、徳島県立博物館が2011年5月12日から進めていた。10月7日に作業終了。修復した標本の一部は20111年10月21日からの徳島県立博物館企画展「描かれた地震」(2011年10月21日から11月27日)で展示される。標本は12月に岩手県立博物館に返却する予定。<ref name="www.museum.tokushima-ec.ed.jp_20111007">[http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/ogawa/database/rikuzentakata/index.html 東日本大震災で被災した標本の修復協力について - 陸前高田市立博物館標本レスキュー -](2011/06/03掲載、2011/10/09閲覧)</ref><ref name="www.topics.or.jp_20111009">[http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/10/2011_131803811157.html 植物標本300点復元、県立博物館 陸前高田で被災泥まみれ - 徳島新聞社 - 2011/10/8 10:41 植物標本300点復元、県立博物館 陸前高田で被災泥まみれ 東日本大震災で被災した陸前高田市立博物館(岩手県)の植物標本の修復を進めていた徳島市の徳島県立博物館で7日、作業が完了した。専門知識を持つ学芸員が地道な作業を続け、津波で泥まみれになった300点を復元。標本の一部は21日からの企画展「描かれた地震」で特別展示される。(中略)標本は、岩手県立博物館へ12月に返す予定。徳島県立博物館は津波被害の大きさや、陸前高田市立博物館が収集していた約1万5千点の植物標本と約150箱の昆虫標本の修復に全国の博物館が協力して当たっていることを知ってもらうため、修復した標本の一部を企画展で展示する。 企画展では、安政南海地震(1854年)を伝える瓦版、安政江戸地震(1855年)直後の世相を風刺した鯰(なまず)絵など地震や津波に関する絵画や資料などを紹介。「東日本大震災と標本レスキュー」と題したコーナーに、修復標本と津波が2階天井まで達した陸前高田市立博物館の写真を並べる。](2011/10/08掲載,2011/10/09閲覧)</ref>
  
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