群馬県立文書館

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群馬県立文書館
よみ ぐんまけんりつもんじょかん
所在地 371-0801 群馬県前橋市文京町三丁目27-26 
緯度経度 36° 22' 35.85" N, 139° 5' 15.66" E
電話番号 027-221-2346
FAX 027-221-1628
メールアドレス
ウェブサイト http://www.archives.pref.gunma.jp/
備考 情報提供協力: インターネットミュージアム
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被害状況[編集]

職員・利用者の被害[編集]

施設の被害[編集]

  • 外壁にひびが入る。[1]

資料の被害[編集]

  • 一部資料の落下。[1]

その他の被害[編集]

運営情報[編集]

  • 2011年12月12日から12月16日の間,群馬県庁県民ホールにて特別展「震災から復興へ 資料に見る災害」を開催。群馬県の災害・復興の歴史を当館収蔵の古文書・絵図・公文書・写真資料などを中心に複製パネルで展示・紹介するほか,震災文書の救済等(宮城県女川町他)についても展示する。[2][3]
  • 計画停電中は窓口業務が一部制限。(グループ5)

救援状況[編集]

  • 2011年6月14日、宮城県女川町からの要請に基づき、津波で被災した一部の公文書を引き取り、救済を開始。[4][5][6]
  • 2011年9月22日までに作業が終了した。復旧が完了した公文書(女川町税務課課税関係文書126冊、女川町町民課戸籍関係文書213冊 (計339冊))は、女川町からの要望もあり、文書館職員が宮城県女川町役場を訪問し9月29日に返還[7][8][9][10]
  • 以下経緯は群馬県の報道発表(女川町被災公文書の復旧作業の完了と公文書の返還について(文書館)[8])による。
 6月1~2日  文書館職員による東日本大震災の公文書被災状況調査(女川町から公文書救済の要望あり)
 6月14日    女川町へ出向き被災公文書の発送準備
  6月15日    文書館にて女川町被災公文書を収受・現物確認
  6月16日~  被災公文書の乾燥作業(キッチンペーパー等の挟み込み・交換作業)
  7月下旬~   被災公文書のドライクリーニング作業(泥汚れ等のハケによる払い落とし作業)
 8月中旬~   被災公文書の水洗作業(表紙等の汚れが著しいもののみ)
 8月下旬~   被災公文書の再編綴作業
 9月中下旬   被災公文書の目録作成・発送準備

その他[編集]

  • ウェブへのアクセス可。地震に係る情報なし。2011/3/13 22:10現在。

情報源[編集]

記入者[編集]

  • stkyoshima 2011年6月25日 (土) 08:03 (JST), 2011年10月9日 (日) 13:00 (JST), 2011年12月8日 (木) 23:30 (JST)
  • Artemismarch 2011年6月22日 (水) 16:42 (JST)
  • 後藤真 追記:佐藤 直接確認, @artemismarch

元情報[編集]

  1. 1.0 1.1 全史料協東日本大震災関連情報 - 東北地方太平洋沖地震における全史料協機関会員の安否確認情報平成23年3月12日付 第一報(2011/10/09閲覧)
  2. 展示・講演会 - 当館に収蔵されている災害関係の公文書や古文書をとおして、私たちが住む土地で、どんな災害があり、先祖たちがどのように復興を果たしたのか、また災害に対しての備えや防災などについて紹介します。(掲載日不明,2011/12/08閲覧)
  3. 群馬県 - 【12月7日】県庁特別展「震災から復興へ 資料に見る災害」開催について(文書館)(2011/12/07掲載,2011/12/08閲覧)
  4. 群馬県立文書館 宮城県女川町の被災公文書の救済活動 7 公文書の燻蒸(今後予定) 補修作業終了後の公文書を燻蒸する。 8 公文書の返還(今後予定) 宅配便を利用して公文書を女川町に返還する。返還時期については、女川町と協議し決定する。※この作業行程は現在、国文学研究資料館が実施している釜石市役所被災文書の救済活動を参考にしたものであるが、被災文書の状況によってその対処法は検討を要する。(2011/06/25閲覧)
  5. 東京新聞:公文書の補修 試行錯誤 女川町からSOS 県立文書館が作業: 群馬(東京新聞 TOKYO Web 2011年6月23日) - 東日本大震災で被災した宮城県女川町からSOSを受け、県立文書館(前橋市)が町の土地台帳など公文書の補修作業にあたっている。海水や泥にまみれた公文書の劣化をくい止める経験は過去になく、被災地での取り組み例も少ない。試行錯誤が続いている。(鈴木久美子)(2011/06/25閲覧)
  6. カレントアウェアネス-R•群馬県立文書館、宮城県女川町の被災公文書救済活動の報告ページを公開 - 2011-06-22(2011/06/22閲覧)
  7. 津波被害の公文書修復/県立文書館 : 群馬 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - 宮城から250冊手助け ぬれたページの水分や泥を吸い取る地道な作業が続いている(21日、県立文書館で) 県立文書館(前橋市文京町)で、津波被害を受けた宮城県女川町の公文書を修復する作業が進められている。群馬県によると、東日本大震災で同様の支援活動を行っている都道府県はなく、海水と泥につかった文書を取り扱うのは、同館も初めての経験だという。 女川町の庁舎は津波にのまれ、電子データ化されていない公文書の多くが流されたり、散逸したりした。応援職員を派遣している県が町から相談を受け、6月14日に文書を引き取った。(2011/06/22閲覧)
  8. 8.0 8.1 群馬県 - 【9月22日】女川町被災公文書の復旧作業の完了と公文書の返還について(文書館) - 【9月22日】女川町被災公文書の復旧作業の完了と公文書の返還について(文書館) 宮城県女川町から依頼を受け、東日本大震災被災地支援の一環として県が実施していた公文書の復旧作業が完了しました。 復旧が完了した公文書については、女川町からの要望もあり、文書館職員が現地を訪問し返還を予定しています。(2011/09/23閲覧)
  9. 時事ドットコム:被災公文書の修復作業が完了=群馬県〔地域〕 - 同館は町から依頼を受けた6月から、ヘドロにまみれた戸籍謄本や土地台帳など約250冊分の公文書を1枚ずつ剥がして乾燥させ、汚れを落とす作業を15人体制で実施。修復された文書は、職員が厚紙を切って手作りしたファイル339冊に収納し直した。ファイルにとじ込む際に使うひもも、職員が復興への祈りを込めて全て編んだという。同館の富岡守館長は「津波被害の公文書修復は過去に例がなく最初は暗中模索だったが、目に見える形で被災地支援ができてよかった」と話している。近く、今回の経験を報告書にまとめ、文書保存の専門家でつくる国際的な学会に提出する予定。(2011/09/27-10:04)(2011/09/27掲載,2011/09/27閲覧)
  10. 群馬県立文書館 宮城県女川町の被災公文書の救済(2011/10/04更新,2011/10/09閲覧)
東北地方太平洋沖地震における全史料協機関会員の安否確認情報 平成23年4月8日付 第八報[1]