COVID-19の影響による図書館の動向調査(2024/01/17)について

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2024年1月21日 (日) 06:56時点におけるS uchita (トーク | 投稿記録)による版 (→‎感染症対策: 重複事例削除)
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【5類移行に伴いCOVID-19に関連した利用制限緩和が進む、休館は引き続き0】
2024年(令和6年)能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。
saveMLAKでは、COVID-19の影響による図書館の動向を迅速に把握するため、全国規模の網羅的な調査を実施しています。
2024年1月12日(金)から1月17日(水)にかけて実施した第37回目の調査結果を発表します。
調査時点でまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の対象となっている都道府県はありません[1]
COVID-19を理由とする休館は0館でした。災害による休館は10館ありました。入館記録の実施館は81館から41館に減少しました。

調査の概要

調査日時
2024年1月12日(金)6時から1月17日(水)0時まで 約138時間
調査方法
ウェブサイトの公開情報を集約(目視)
調査対象   全国の公共図書館・公民館図書室等、1741館(前回1740館)
調査主体   saveMLAK COVID-19libdataチーム 調査参加者7人(有志)
  • 全国地方公共団体コード(令和元年5月1日現在)を使用しました
  • 図書館法に基づく図書館以外に、公民館図書室についても調査対象としました(図書館と表記した場合も図書室が含まれます)
  • 調査中にも随時新しい発表があるため、情報は確認時点のものです
  • この調査では便宜上、図書館の数を設置主体の自治体(基礎自治体と都道府県)ごとに1としています
  • 休館は、開架エリアへの利用者の進入を許可しているかどうかを基準としました
  • 休館スケジュールが中央館・本館、分館などによって異なる場合は、中央館・本館のスケジュールを優先しました
  • 多数の感染が確認されていない地域でウェブサイトに情報の記載がない場合は、通常開館と推定しました
  • 移転やシステム更新等、あらかじめ予定されていた休館については、開館として扱いました
  • 調査の根拠となった図書館や自治体のウェブページのうち、可能なものはInternet ArchiveとArchive todayに保存し、調査時点のページを閲覧可能にしています
  • 社会情勢の変化を踏まえ、継続的に調査します(今後の活動はsaveMLAKのウェブサイトに掲載)
  • 調査データはプレスリリースの末尾にCC0で公開していますので、詳しく分析されたい方はデータを参照してください

開館状況

  • COVID-19の影響により休館している図書館は0館でした。
  • 災害等で継続的に休館している図書館は10館でした。
  • 入館記録を取っている図書館は41館となり、前回の81館から減少しました。


休館率全国地図(2024年1月17日時点)
都道府県コード 都道府県 合計 入館記録 COVID休館 災害休館 休館合計 休館率
01 北海道 180 5 0 0 0 0.00%
02 青森県 39 3 0 0 0 0.00%
03 岩手県 34 0 0 0 0 0.00%
04 宮城県 36 2 0 0 0 0.00%
05 秋田県 26 0 0 0 0 0.00%
06 山形県 36 2 0 0 0 0.00%
07 福島県 58 1 0 1 1 1.72%
08 茨城県 45 5 0 0 0 0.00%
09 栃木県 26 0 0 0 0 0.00%
10 群馬県 36 0 0 0 0 0.00%
11 埼玉県 64 2 0 0 0 0.00%
12 千葉県 55 0 0 0 0 0.00%
13 東京都 61 0 0 0 0 0.00%
14 神奈川県 34 0 0 0 0 0.00%
15 新潟県 31 0 0 0 0 0.00%
16 富山県 16 0 0 1 1 6.25%
17 石川県 20 0 0 8 8 40.00%
18 福井県 18 0 0 0 0 0.00%
19 山梨県 25 0 0 0 0 0.00%
20 長野県 73 3 0 0 0 0.00%
21 岐阜県 43 1 0 0 0 0.00%
22 静岡県 36 0 0 0 0 0.00%
23 愛知県 55 2 0 0 0 0.00%
24 三重県 29 0 0 0 0 0.00%
25 滋賀県 20 0 0 0 0 0.00%
26 京都府 27 1 0 0 0 0.00%
27 大阪府 44 0 0 0 0 0.00%
28 兵庫県 42 0 0 0 0 0.00%
29 奈良県 34 7 0 0 0 0.00%
30 和歌山県 31 0 0 0 0 0.00%
31 鳥取県 20 0 0 0 0 0.00%
32 島根県 19 1 0 0 0 0.00%
33 岡山県 27 0 0 0 0 0.00%
34 広島県 24 0 0 0 0 0.00%
35 山口県 19 0 0 0 0 0.00%
36 徳島県 22 1 0 0 0 0.00%
37 香川県 18 0 0 0 0 0.00%
38 愛媛県 21 0 0 0 0 0.00%
39 高知県 31 1 0 0 0 0.00%
40 福岡県 60 2 0 0 0 0.00%
41 佐賀県 21 0 0 0 0 0.00%
42 長崎県 22 0 0 0 0 0.00%
43 熊本県 41 4 0 0 0 0.00%
44 大分県 19 2 0 0 0 0.00%
45 宮崎県 27 1 0 0 0 0.00%
46 鹿児島県 44 0 0 0 0 0.00%
47 沖縄県 32 0 0 0 0 0.00%
合計 1741 46 0 10 10 0.57%

前回調査からの動き

  • 2024年1月1日(月)16:10頃石川県能登地方を震源としたマグニチュード7.6(暫定値)の地震が発生しました[2]。saveMLAKでは特設ページを設けて情報収集を行っています。詳しくは2024年(令和6年)能登半島地震をご覧ください。
  • 2024年1月12日(金)時点の厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況について」によると、2024年1月1日から1月7日の新規陽性者数は34,035人でした[3]
  • 愛知県では2024年1月17日(水)付で新型コロナウイルス感染症が第10波に入ったとの報道がありました[4]
  • 内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室から2023年4月27日(木)付けで「基本的対処方針に基づくイベントの開催制限、施設の使用制限、 業種別ガイドライン等の取組の廃止に当たっての留意事項について」[5]という通知が出されました。5月8日で基本的対処方針が廃止になるため、それに基づくイベントの開催制限、施設の使用制限、 業種別ガイドラインも廃止になりました。*日本図書館協会では、2023年4月28日(金)付けで「図書館における新型コロナウイルス感染症の基本的感染対策における今後の考え方について」を公表し、ガイドラインの廃止の周知と、今後の感染症対策の考え方を公表しています。

各図書館の状況・取り組み

感染症対策

  • 稲沢市図書館(愛知県)では、AVブースの利用を再開しました。おはなし室は引き続き中止としています。
  • 河合町立図書館(奈良県)では、2023年4月1日(土)付で、閲覧室(自習室)の利用は町内在住、通勤・通学をされている方に限りますとお知らせしています。
  • 橋本市立図書館(和歌山県)では、座席を半減させているため、「自習席番号カード」を配布して、カードをお持ちの方に限り、密を避けるため、8時50分~8時55分の5分間優先入館を行っています。
  • 岩出市立岩出図書館(和歌山県)では2023年3月13日(月)付の「サービスについて」のお知らせで滞在時間は3時間程度までで、長時間の滞在はお控えくださいと案内しています。
  • 岡山市立図書館(岡山県)では、新型コロナウイルス対応 視聴覚資料について、当面の間、貸出点数10点まで(通常は5点まで)を継続するとしています。
  • 総社市図書館(岡山県)では、「新型コロナウイルス感染症対策と当館のサービスについて (令和5年3月13日以降)」のお知らせで、座席の制限を解除するとしています。
  • 小豆島町立図書館(香川県)では、図書10冊まで貸出可能としています。また、感染症対策のため休止していた視聴覚コーナーの利用を再開しました。
  • 愛媛県立図書館では、愛媛が「感染警戒期~特別警戒期間~」であるとして、2023年3月14日(火)から感染症対策強化のお知らせをしています。座席数の削減と休憩スペースの利用中止を案内しています。
  • 今治市立図書館(愛媛県)では、2023年3月12日(日)付けで感染症対策のお知らせを更新しました。
  • 新居浜市立図書館(愛媛県)2023年3月20日(月)から感染警戒期のお知らせとして場面に応じた基本的な感染症対策を取るよう呼びかけています。
  • 大洲市立図書館(愛媛県)2023年4月1日(土)付で感染警戒期のお知らせをしています。おはなしの部屋は利用中止となっています。
  • 西条市立図書館(愛媛県)2023年3月13日(月)付で利用条件のお知らせをしています。交流サロンは当面の間利用禁止となっています。
  • 伊予市立図書館(愛媛県)2023年4月1日(土)付自治体ホームページで利用制限のお知らせをしています。3月13日からの「新型コロナウイルス感染拡大防止のための管理運営方針」が公表されています。
  • 別府市立図書館(大分県)では、2023年4月4日(火)から、貸出冊数を5冊から10冊に増やしました。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、短縮していた開館時間が通常通りの時間帯になりました。
  • 中津市立図書館(大分県)では、2013年3月13日(月)以降も引き続き“三つの密の回避”「人と人との距離の確保」「手洗い等の手指衛生」「換気」等の基本的な感染対策をお願いしますとしています。
  • 三浦造船佐伯図書館(大分県)では、「新型コロナウイルス感染防止に係る図書館利用のお願い」で「電子図書館サービス」を電話で申し込めるとしています。

非接触・非対面のサービス

  • 鹿嶋市立中央図書館(茨城県)では、 2023年9月27日(水)付けお知らせで、利用登録等各種申込みがオンラインでできるようになりました。
  • 柏市立図書館(千葉県)では、2023年5月19日(金)より,図書館の窓口に来ていただくことなく,インターネットで新規登録等の申請ができる「スマート登録」,窓口でスマートフォン等に利用券バーコードを表示して本を借りることができる「スマート貸出」のサービスを開始しました。
  • 山梨市立図書館(山梨県)では、2023年6月12日(月)付けでweb利用者カードの利用が開始されています。
  • 和歌山市民図書館では、2024 年 3 月末頃に新たな図書館アプリの運用が始まります。 図書館アプリに加え、マイナンバーカードや交通系 IC カードでも、本の貸出が可能となります。
  • 松江市立図書館(島根県)では、2023年10月1日(日)からイオン松江ショッピングセンター1階に「予約本受け取りロッカー」と「ブックポスト」を設置しました。
  • 徳島市立図書館(徳島県)では、2023年10月1日に返却ポストを役所東側出入口前に設置しました。
  • 香川県立図書館では、図書館情報システムを更新し、2023年12月5日から新しいサービスを開始しました。オンラインの利用者登録申請やスマートフォンで貸出手続き、マイキーID設定済のマイナンバーカードでの貸出、「Web書棚」など機能が追加され、図書館のホームページが端末機器の画面サイズに応じた表示となり、見やすくなっています。

宅配

  • 様似町立様似図書館(北海道)では、2023年9月から新型コロナウイルス感染症の長期休館時に行っていた宅配サービスに郵送を加えた「宅配・郵送サービス」を実施しています。
  • 佐呂間町立図書館(北海道)では、2023年10月から図書の宅配サービスを開始。図書館に来ることが困難な方を対象に、図書館まで足を運ぶことなく、読みたい本を自宅や若佐支所、浜佐呂間出張所で受け取ることができる『宅配サービス』を開始しまhした。
  • 中札内村図書館(北海道)では、2023年10月から2024年3月まで、高齢者等図書宅配サービスを試験運用しています。

制限緩和

  • 花巻市立図書館(岩手県)、新型コロナウイルス感染症の5類移行にともなう市立図書館の対応では、通常対応に戻る、とのお知らせがありました。
  • 岩沼市民図書館(宮城県)では、日付は不明ですが、5類移行に伴うお知らせがあります。5類移行に伴い、感染対策として行ってきたサービスの制限を終了、手指消毒液、本での消毒器、検温器の設置、換気などの対策は引き続き実施とのことです。
  • 北塩原村(福島県)、2023年5月8日付けお知らせ【新型コロナウイルス感染症】公共施設・利用制限の見直しについてあり。5月8日(月)から通常利用となっています。
  • 伊勢崎市図書館(群馬県)では、2023年6月1日(木)から新型コロナウイルス感染症対策のために変更していた貸出期間・視聴覚資料の貸出点数をもとに戻しました。
  • 牛久市立中央図書館(茨城県)では、新型コロナウイルス感染症の5類への移行に伴う変更について(5月8日改訂)あり。制限をかけていたサービスを原則として解除します、とあります。
  • 潮来市立図書館(茨城県)、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、2023年5月18日(木)より予約資料の取り置き期間を従来の1週間に戻す、とあります。
  • 野木町立図書館(栃木県)では、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、6月1日(木)から新型コロナウイルス感染拡大防止のためのサービス制限を緩和しました。学習室の利用時間変更、視聴覚コーナーの利用を再開しています。
  • 埼玉県立図書館では、2023年5月9日(火曜日)から滞在時間4時間以内の制限や閲覧席・機器類の利用制限はなくなりました。衝立は継続します。また、対面朗読は、密集を避けるため場所を変更しています。
  • 茂原市立図書館(千葉県)では2023年5月10日付けお知らせで制限を緩和、長期休暇等の時期に、定時入替制を再開、学習席を順次増席するとしています。
  • 成田市立図書館(千葉県)では、お知らせ「成田市立図書館の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策について(2023年5月9日(火曜日))」を公表しています。閲覧席の座席数を元に戻すなど、制限を緩和しています。
  • 八街市立図書館(千葉県)、図書館の感染症への対応について(2023年12月21日)のお知らせがあり、カウンターのビニールカーテンを撤去したとのことです。
  • いすみ市公民館図書室(千葉県)では、図書室のコロナ対応について、お知らせあり。閲覧席の席数を元に戻しました。
  • 東京都立図書館では、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う東京都立図書館のサービス変更について(2023.4.29)では、入館制限(在館上限人数設定)の終了が発表されています。
  • 中野区立図書館(東京都)では、「図書館の利用についてのお知らせ【2023年5月8日より】」で感染対策終了をお知らせしています。
  • 奥多摩町立図書館(東京都)は新型コロナウイルス感染症「5類」移行に伴う利用制限緩和について(2023.5.12)」を公表しています。
  • 羽村市立図書館(東京都)は202「5月8日以降の図書館の感染症対策の変更について(終了)」で咳エチケットや手指消毒以外の対策は終了としています。
  • 神奈川県立図書館は、2023年5月8日付けお知らせ、「「神奈川県立の図書館」における新型コロナウイルス感染症への対応について」によると、館内の換気、消毒液の設置など、基本的感染対策を講じた上で通常開館するとのことです。
  • 茅ヶ崎市立図書館(神奈川県)では、2023年5月17日付け「図書館本館映画会のご案内」にて、新型コロナウイルスの影響により、開催を見合わせていた映画会&ミュージックDAYを開催することにしました。
  • 藤沢市民図書館(神奈川県)では、2023年5月8日付け【お知らせ】新型コロナウイルス感染症5類移行後の市民図書館・市民図書室サービスの変更についてで、基本的感染症対策を行いつつ、パーテーション、ビニールカーテン等を順次撤去、くつろぎコーナー及び緑陰コーナーでの飲食が可能になるとしています。
  • 秦野市立図書館(神奈川県)では、2023年6月30日更新のお知らせ「5月8日以降の新型感染症への対応について」では、2階調査研究室内で正午から午後1時まで行っていた消毒作業は終了し、利用を再開、2階グループ学習室は、7月1日から再開、コインロッカー再開を案内しています。
  • 新潟県立図書館では、2023年5月9日(火)新型コロナウイルス感染症対策による、共同研修室の利用制限を緩和しました。
  • 新潟市立図書館(新潟県)では、新型コロナウイルス感染症対策の感染症法上の位置づけ変更後の図書館の対応について、○座席の間隔を元に戻す。(一部学習室を除く)○業種別ガイドラインの廃止に伴い、「新潟市立図書館 感染拡大防止ガイドライン」は廃止○手指消毒液や机の仕切り板は、当面の間継続して設置としています。
  • 燕市立図書館(新潟県)では、2023年6月1日付け「燕市立図書館の新型コロナウィルス感染症対策について」にて、利用制限を緩和しました。
  • 聖籠市立図書館(新潟県)では、2023年5月11日付けお知らせ「【研究個室再開】新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う対応について」にて、利用制限を緩和しました。
  • 中央市立図書館(山梨県)では2023年5月9日(火)より新型コロナウィルス感染症拡大防止のためのガイドラインを終了します。
  • 岐阜県図書館、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う対応について(令和5年5月8日より)によると、図書館として、利用者の皆様に一律の感染症対策を求めることはしないとのことです。
  • 郡上市立図書館(岐阜県)では、2023年5月9日付けおしらせ「新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う対応について」で利用者の皆様に一律の感染症対策を求めることはしないとしました。
  • 静岡県立図書館では、「新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に伴う当館のサービスや取り組みについて(2023/5/8(月)更新)」で総合案内カウンター及びレファレンスカウンターのパーテーションを撤去し、座席等の制限も緩和しています。
  • 裾野市立鈴木図書館(静岡県)では、2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症拡大防止対策をすべて解除しました。
  • 沼津市立図書館(静岡県)では、「令和5年4月現在の図書館サービス等について(R5.4.25更新)」で座席や学習席の利用可能数を増やしています。
  • 津市立図書館(三重県)では、厚生労働省のマスク着用の考え方の見直しなどについての方針が示されたことから、図書館内の座席数を見直し、通常の図書館サービスを実施としました。
  • 伊勢市立図書館(三重県)、新型コロナウイルス対策のため休室していた市立伊勢総合病院の図書室は、2023年5月8日(月)より通常通り開室しました。
  • 伊賀市立図書館(三重県)、では、2023年7月1日以降の図書館サービスについて、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、図書館サービスに関して制限等を行っていましたが、現在は通常通りの図書館サービスを行っていますと案内しています。
  • 精華町立図書館(京都府)では、2023年2月15日より、DVDとCDの館内視聴を再開し
  • 西宮市立図書館(兵庫県)では「新型コロナウイルス感染症に係る図書館からのお知らせ(2023年5月16日更新)」で感染症対策とともに学習席の利用方法についても案内しています。
  • 総社市図書館(岡山県)は、お知らせ「新型コロナウイルス感染症対策と当館のサービスについて(令和5年5月8日以降)」で5月8日(月)以降座席等の制限は解除するとしています。
  • 鳴門市立図書館(徳島県)は、図書館サイトには記載はありませんでしたが、市のサイトに方針が書いてありました。原則、利用制限なしとしています。
  • 福岡市総合図書館(福岡県)では、令和5年5月8日(月)以降の対応で、マスクの着用は個人の判断に、とありました。
  • 国東市立図書館(大分県)では、2023年5月9日開館時間の制限を解除しました。
  • 菊陽町立図書館(熊本県)では、2023年5月18日(木)より、夜間開館と社会人ルームの利用を再開しました。

オリジナルコンテンツ・オンラインコンテンツ

  • 大槌町(岩手県)では2023年5月に大槌町公式アプリ「大槌町震災伝承ARアプリ」を公開しました。

電子図書館・電子書籍サービス

  • 芽室町立図書館(北海道)では、2023年10月から芽室町電子図書館が開始されました。
  • 池田町立図書館 (北海道)では 2024年1月から電子書籍サービスを開始しました。
  • 東海村立図書館(茨城県)、2023年10月から電子書籍サービスを開始しました。
  • みどり市立図書館(群馬県)、2023年10月10日付けお知らせにみどり市立電子図書館があります(開始時期不明)。
  • 佐野市立図書館(栃木県)は、2023年10月4日から佐野市電子図書館を開始しました。
  • 熊谷市図書館(埼玉県)では、「アクセシブルライブラリーの利用開始について(2023/10~)」で電子図書館とは別の、障がいのある方向けの電子図書館がサービス開始となっています。
  • 江東区立図書館(東京都)では2023年7月10日より「こうとう電子図書館」を開始しました。
  • 美濃市立図書館(岐阜県)では、2023年10月1日に美濃市電子図書館をオープンしました。 
  • 四日市市立図書館(三重県)では、2023年10月1日(日)午前11時に「よっかいち電子図書館」を開始しました。

池田市図書館(大阪府)では、2023年12月1日(金)から池田市電子図書館サービスを開始しました。

  • 福岡県遠賀郡4町(遠賀町、岡垣町、芦屋町、水巻町)では遠賀郡広域電子図書館の相互利用を2023年12月から開始しました。
  • 菊陽町図書館(熊本県)では、2023年10月から電子図書館を開始しました。

その他災害対応

調査中、COVID-19関連でも、能登半島地震でもない災害に関する対応について、情報発信している図書館がありましたので、記録として事例を収集しました。
  • 上川町公民館図書室(北海道)では2023年12月のクリスマス幻灯会はインフルエンザの流行により中止となりました。
  • 倉敷市立図書館(岡山県)は、2023年6月7日付けで「気象警報発令時の図書館行事等の取り扱いについて」を発表し、警報発令時は、行事や移動図書館運行を中止する、としています。
  • 菊池市立図書館(熊本県)では、2023年6月30日・7月1日の大雨により避難所になったため、避難所開設中は休館とのお知らせがありました。

能登半島地震への支援

令和6年1月1日(月)、能登半島地震が発生しました。今回のCOVID19調査でも、地震にかかわって被災地域への支援を表明、あるいは支援活動を行う図書館を調査し、下記、掲載しています。
能登半島地震全般の被災状況や支援情報は2024年(令和6年)能登半島地震で随時更新していますのでそちらをご覧ください。
  • 石川県立図書館では、2024年1月11日(木)石川県内の市町立図書館状況まとめをPDFで公開しています。
  • 金沢市図書館(石川県)能登半島地震により金沢市内に避難されている方に図書館カードを発行します。
  • 大牟田市立図書館(福岡県)では能登半島地震により大牟田市へ避難されている方に、としょかん利用カードを発行しています。
  • 昭和町立図書館(山梨県)では能登半島地震に係る義援金募金箱の設置で、図書館内の記載台に募金箱を設置し、義援金を受け付ています。 
  • 奈良市では令和6年1月4日(木)から、令和6年能登半島地震 災害義援金募金箱を設置しています。市立図書館(3館)、市立公民館(23館)、埋蔵文化財センター、史料保存館、教育センターなどに募金箱があります。
  • 鳥取県立図書館では、「令和6年能登半島地震における鳥取県立図書館の対応について」で防災に関する図書の展示、被災地域の新聞提供、リンク集の改定、募金箱の設置を行っています。
  • 益城町(熊本県)では令和6年能登半島地震被害への災害義援金の募金箱を益城町役場、益城町保健福祉センターはぴねす、益城町交流情報センターミナテラスなどで設置しています。

次回調査予定

次回の公共図書館調査は未定です。

調査データの公開