COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2020/08/02)について

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全国にある専門的な情報を提供する専門図書館の数は千とも二千ともいわれています。

COVID-19の影響は、これら専門図書館にも及び、研究者や市民にとっての情報のインフラとして専門的な情報を得ることが難しくなっています。

研究機関や各種団体等に設置された専門図書館の動向を把握するため、2020年6月11日(木)から7月4日(土)にかけて調査を行いました。

これまで、saveMLAKでは公共図書館の動向調査を行っており、この手法を参考に、公開されている300館の専門図書館を対象に調査したところ、閉館を継続している館は12%、開館は70%でした。16%は状況が確認できていません。

調査の概要

調査期間
2020年6月11日(木)~7月4日(土)
調査方法
ウェブサイトの公開情報を集約(目視)
調査対象
全国の専門図書館、300館
調査主体
調査参加者8人(図書館に携わる関係者を中心にした有志)
調査条件
  • 調査対象には、図書館と図書室が含まれますが、この調査では以後図書館と表現します。
  • 調査対象は、カーリルの図書館データベースに掲載された専門図書館としました。主として、誰でも利用できる”公開型”の専門図書館が対象であり、一般に公開されていない企業内図書館などは含まれません。
  • 『専門情報機関総覧2018』(専門図書館協議会)に掲載されている館については、その掲載番号、面積、座席数を記載しました。
  • 調査開始から終了までの期間で状況は刻々と変化しており、各館の状況については調査時のものです。
  • 「状況」について
    • 「開館」「閉館」の判断は、図書館の表現を優先しました。来館サービスを停止していても遠隔サービスを提供していれば閉館としていない場合があります。
    • ウェブサイトから開館状況が判断できないものは「不明」としました。これには、親組織のウェブサイトに図書館に関する情報そのものが見当たらない場合と、図書館の情報はあるがCOVID-19に関する情報が見当たらない場合の両方が含まれます。
    • 図書館の状況がウェブサイトに掲載されていない場合でも、親組織のCOVID-19関連情報から開館と推定される場合は「開館」とし、開館にカウントしました。
    • COVID-19とは異なる理由で閉館している場合は「別理由」としました。
    • 調査の根拠となった図書館やその親組織のウェブページのうち、可能なものは「Internet Archive」または「archive.today」に保存し、調査時点のページを閲覧可能にしています。


調査結果

COVID-19対応としての新しい取り組み

今後に向けて

調査データの公開

調査データは、ライセンスをCC-0として公開します。