「陸前高田市海と貝のミュージアム」の版間の差分

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(「救援状況」に科博の協力状況を追記)
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== 救援状況 ==
 
== 救援状況 ==
*国立科学博物館: 「ツチクジラ剥製標本」(全長9.7m)<ref name="gakujutsu_2011_16_12">[http://dx.doi.org/10.5363/tits.16.12_38 大石雅之. 岩手県における被災自然史標本の救済活動. 学術の動向. 2011, 16(12), p. 12_38-12_39. (J-STAGE)](2013-01-14閲覧)</ref>1個体レスキュー実施(担当: 山田脊椎動物研究グループ長)<ref name="www.kahaku.go.jp_20121003">[http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001349175463946&p=2 陸前高田市海と貝のミュージアム「ツチクジラ剥製標本」の修復(国立科学博物館サイト)](2012-10-03掲載, 2013-01-14閲覧)</ref>
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*国立科学博物館: 「ツチクジラ剥製標本」(全長9.7m)<ref name="gakujutsu_2011_16_12">[http://dx.doi.org/10.5363/tits.16.12_38 大石雅之. 岩手県における被災自然史標本の救済活動. 学術の動向. 2011, 16(12), p. 12_38-12_39. (J-STAGE)](2013-01-14閲覧)</ref>1個体レスキュー実施(担当: 山田脊椎動物研究グループ長)<ref name="www.kahaku.go.jp_20121003">[http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001349175463946&p=2 陸前高田市海と貝のミュージアム「ツチクジラ剥製標本」の修復(国立科学博物館「ホットニュース」)](2012-10-03掲載, 2013-01-14閲覧)</ref>
 
**2011年5月28~29日: 現地での応急修復実施<ref name="www.kahaku.go.jp_resque_pdf">[http://www.kahaku.go.jp/news/rescue/rescue.pdf 東日本大震災に関連した取組について(独立行政法人国立科学博物館)(国立科学博物館サイト)](2013-01-14閲覧)</ref>
 
**2011年5月28~29日: 現地での応急修復実施<ref name="www.kahaku.go.jp_resque_pdf">[http://www.kahaku.go.jp/news/rescue/rescue.pdf 東日本大震災に関連した取組について(独立行政法人国立科学博物館)(国立科学博物館サイト)](2013-01-14閲覧)</ref>
 
**2011年6月29日: 筑波地区自然史標本棟(茨城県つくば市)に移送<ref name="www.kahaku.go.jp_resque_pdf"></ref>
 
**2011年6月29日: 筑波地区自然史標本棟(茨城県つくば市)に移送<ref name="www.kahaku.go.jp_resque_pdf"></ref>

2013年1月14日 (月) 19:29時点における版

陸前高田市海と貝のミュージアム
よみ りくぜんたかたうみとかいのみゅーじあむ
所在地 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字下宿55
緯度経度 39° 0' 31.66" N, 141° 38' 42.15" E
電話番号 0192-54-5520
FAX 0192-55-3888
メールアドレス
ウェブサイト http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kakuka/umikai/
Twitter @umitokai
備考 情報提供協力: インターネットミュージアム
ウェブサイト閲覧不可(2011-04-30現在)
地図を読み込み中...
近隣施設一覧…その他の結果

被災状況

産経04.17:壊滅的被害あり。世界有数の貝のコレクションが多数流されるが、建物は耐え抜く。再建に向け館長らが動き出す

学芸員消息不明(3月*日時点)

職員・利用者の被害

職員(学芸員2名)は無事(2011年5月4日、岡本真氏が陸前高田市役所にて確認)

施設の被害

  • 躯体・外壁は残っている。内壁は多くが剝がれている。展示設備は1階・2階とも壊滅的被害。

収蔵品・展示の被害

  • 展示は壊滅的被害。収蔵品は半分程度が流失。残りを職員および協力者で搬出、洗浄作業を開始。タイプ標本等の重要資料は無事。(4月5日時点)

その他の被害

運営情報

救援状況

  • 国立科学博物館: 「ツチクジラ剥製標本」(全長9.7m)[1]1個体レスキュー実施(担当: 山田脊椎動物研究グループ長)[2]
    • 2011年5月28~29日: 現地での応急修復実施[3]
    • 2011年6月29日: 筑波地区自然史標本棟(茨城県つくば市)に移送[3]
    • 2012年3月: 標本の燻蒸後強制乾燥を行い、本格的な修復作業実施[3]
      「標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に,右側側面はコーティングを残した状態に表皮の処理を行い,修復作業がひとまず安定した状態まで終了。」[3]
      「標本の燻蒸の後、筑波地区にて強制乾燥を行ったツチクジラ剥製標本について、本格的な修復作業を行いました。
      まず、樹脂コートFRPガラスクロス剥離、表皮カビの処理の作業が行われました。製作当初の本来の姿と海と貝のミュージアム新設オープンの目玉展示としての姿を対比できるよう、標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に、右側側面はコーティングを残した状態とすることが決定しました。表皮養生で標本表皮補修作業を終え、ひとまずの修復作業が終了しました。」[2]
    • 2012年10月12日: 科学博物館収蔵庫にて保管中であることを「ホットニュース」にて報告[2]
  • 大阪市立自然史博物館: 陸産貝類(柵山龍司コレクション)の微小種約500点を預かり、復旧作業(洗浄・殺菌・乾燥)を実施。作業は自然史博物館友の会会員ボランティアが担当。復旧を終えた標本の一部(22点)を同館で以下により展示。[4]
    2012年3月2日(金曜日)~6月3日(日曜日): ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(自然史博物館 本館1階 ナウマンホール)
  • [支援募集中](2011-10-09 東海新報) 津波で流出した資料の発見情報を募集。資料を見つけた際の問い合わせ先は旧生出小学校(58-2203)。[5]
 これまで貴重な骨格器資料などの発見例が3件あり、「資料とみられるものを見つけた際には、ぜひ連絡をしてほしい」と市民らに協力を呼びかけている。震災前、市立博物館は約15万点、ミュージアムでは約11万点の資料を所蔵。しかし、両施設ともに津波被害に遭い、流されてしまった資料も多い。
  • タイプ標本を含む収蔵品の一部を岩手県博で預かり、洗浄作業開始。(4月12日時点)

自由記述

  • 館の海側は流された大量の車の仮保管場所に使われている。[6]

情報源

記入者

元情報