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2,007 バイト追加 、 2019年10月14日 (月) 23:58
Category:被害/2019年台風19号
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|名称=山田町立鯨と海の科学館
 
|名称=山田町立鯨と海の科学館
 
|よみ=やまだちょうりつくじらとうみのかがくかん
 
|よみ=やまだちょうりつくじらとうみのかがくかん
|所在地=〒028-13 岩手県下閉伊郡山田町船越7-50-1
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|所在地=〒028-1371 岩手県下閉伊郡山田町船越7-50-1
 
|電話番号=0193-84-3985
 
|電話番号=0193-84-3985
 
|FAX=0193-84-3986
 
|FAX=0193-84-3986
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=== その他の被害 ===
 
=== その他の被害 ===
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==== 2019年台風19号=====
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* 2019-10-13: 「この度の台風により、当館も浸水被害があったため、復旧の見通しが立つまで休館とさせていただきます。」<ref name="yamada-kujirakan.jp_20191014">[https://yamada-kujirakan.jp/info/info-369/ 臨時休館のお知らせ | 鯨と海の科学館](2019/10/14閲覧)</ref>
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* 2019-10-14: 「今日から本格的な復旧作業が始まりました。まずは、駐車場の側溝の土砂の撤去作業、そして、一階の特別展示室の資材資料等の移動作業などを行い、清掃に向けた準備を行いました。」<ref name="yamada-kujirakan.jp_20191014">[https://yamada-kujirakan.jp/info/info-372/ 復旧作業 | 鯨と海の科学館](2019/10/14閲覧)</ref>
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== 運営情報 ==
 
== 運営情報 ==
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:*「クジラは骨には油が多く、標本にする際に3年も砂地に埋めて油を抜いていたが、わずかに残っていた油からカビが発生。巨大な標本は地上に降ろすのも難しく、骨の近くまで足場を組み、入念な清掃作業が行われた。」<ref name="www.museum.or.jp_report_20_2">[http://www.museum.or.jp/action/report/20/2.html 20 鯨と海の科学館(2)|レポート|MUSEUM ACTION|インターネットミュージアム]</ref>
 
:*「クジラは骨には油が多く、標本にする際に3年も砂地に埋めて油を抜いていたが、わずかに残っていた油からカビが発生。巨大な標本は地上に降ろすのも難しく、骨の近くまで足場を組み、入念な清掃作業が行われた。」<ref name="www.museum.or.jp_report_20_2">[http://www.museum.or.jp/action/report/20/2.html 20 鯨と海の科学館(2)|レポート|MUSEUM ACTION|インターネットミュージアム]</ref>
 
:*「壁面のガラスが割れ、外気が直接入ってしまうため、空調の管理も問題となった。以前はつながっていた展示室の間に仮設の壁を立て、骨格標本の展示室だけを封鎖。封鎖した部屋にエアコンを設置することで、ようやく適切な環境が保たれることとなった。」<ref name="www.museum.or.jp_report_20_2"></ref>
 
:*「壁面のガラスが割れ、外気が直接入ってしまうため、空調の管理も問題となった。以前はつながっていた展示室の間に仮設の壁を立て、骨格標本の展示室だけを封鎖。封鎖した部屋にエアコンを設置することで、ようやく適切な環境が保たれることとなった。」<ref name="www.museum.or.jp_report_20_2"></ref>
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===海藻標本の修復===
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*津波被害を受けた海藻標本公称約82,000点(押し葉標本80,000点、液浸標本2,000点)中、流失を免れた押し葉標本約10,000点、液浸標本約1,000点、大型のワカメ押し葉標本45点を救出<ref name="kahaku_hotnews_20110722">[http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001311305304351&p=1 北山太樹. 東日本大震災被災標本レスキュー活動 - 藻類標本の救出. ホットニュース. 2011-07-22.] ※国立科学博物館サイト内コンテンツ(2011-07-22掲載, 2013-04-06参照)</ref>
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*現地スタッフにより修復作業が進められていたが、県内に海藻の専門家がいないため、山田町教育委員会から岩手県立博物館経由で、国立科学博物館に現地での標本修復方法の指導要請を提出。2011年5月24日・6月29日に研究主幹が現地視察、標本発掘、現地指導、修復・整理用物資の支援を実施<ref name="kahaku_hotnews_20110722"></ref>
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*大型のワカメ押し葉標本45点は寄贈者(東邦大学名誉教授 吉崎誠博士)による修復作業実施後、国立科学博物館に保管<ref name="kahaku_hotnews_20110722"></ref>
    
== 自由記述 ==
 
== 自由記述 ==
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== 情報源 ==
 
== 情報源 ==
 
=== 記入者 ===
 
=== 記入者 ===
* [[利用者:Waterperiod|Waterperiod]]([[利用者・トーク:Waterperiod|トーク]]) 2013年4月6日 (土) 09:28 (JST)
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* [[利用者:Waterperiod|Waterperiod]] 2013年4月6日 (土) 09:28 (JST)
 
* 木下(読売オンライン、毎日新聞関連記事)
 
* 木下(読売オンライン、毎日新聞関連記事)
 
* 福田(NHK関連記事)
 
* 福田(NHK関連記事)
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[[Category:全国博物館総覧]]
 
[[Category:全国博物館総覧]]
 
[[Category:科学博物館]]
 
[[Category:科学博物館]]
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[[Category:被害/2019年台風19号]]

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