「国立国会図書館東京本館」の版間の差分

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|名称=国立国会図書館東京本館
 
|名称=国立国会図書館東京本館
 
|よみ=こくりつこっかいとしょかんとうきょうほんかん
 
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|所在地=〒100-8924 東京都千代田区永田町 1-10-1
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|電話番号=03-3581-2331
 
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== 被害状況 ==
 
== 被害状況 ==
  
 
=== 職員・利用者の被害 ===
 
=== 職員・利用者の被害 ===
なし
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* 人的被害はなし<ref>中井万知子. 東日本大震災による国立国会図書館書庫の被災について. 特集:3.11. 国立国会図書館OB会会報, (49) 2011.9, p.11-12</ref>
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=== 施設の被害 ===
 
=== 施設の被害 ===
大きな被害はなし(耐震構造)
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* 大きな被害はなし(耐震構造)
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* 施設の一部にひび割れ
  
 
=== 蔵書の被害 ===
 
=== 蔵書の被害 ===
本館書庫(特に上層)の資料約120万冊が書架から落下。書架は倒れていない。
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* 本館書庫(特に上層)の資料約120万冊が書架から落下。
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* 書架は倒れていない。
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*2011年3月18日から「被災書庫復旧プロジェクト」を開始<ref>中井万知子. 東日本大震災による国立国会図書館書庫の被災について. 特集:3.11. 国立国会図書館OB会会報, (49) 2011.9, p.11-12</ref>
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:・2011年3月11日15:00頃、書庫出納の中止を決定
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:・2011年3月12日本館書庫の図書をすべて閲覧停止、それ以降は12層から17層までの図書の閲覧を停止し、開館時間を17:00までに繰り上げ
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:・2011年3月18日「東北地方太平洋沖地震対策本部」のもと、「被災書庫復旧プロジェクト」を開始
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 +
:・資料落下総数:約180万冊(昭和63年以降受入の和図書および昭和43年受入の洋図書)
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:・本館書庫は高層階ほど被害がすさまじかった
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:: 17層ではほぼすべての資料が落下。60cm程の高さで通路に積み重なり、まったく足を踏み込めない状況
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:: 16層は8割程度
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::  14,15層は約7割
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:: 13層が約2~3割
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:: 12層が1割ほど落下
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:・本館地下層と新館書庫(地下のみ)にはほとんど落下見られず。
 +
 
  
 
=== その他の被害 ===
 
=== その他の被害 ===
なし
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== 運営情報 ==
 
== 運営情報 ==
当面の開館時間は10:00~17:00(資料・複写の申込締切は16:00)
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* 2011年4月25日(月)以降は通常どおり営業(平日9:30~19:00、土曜9:30~17:00)
(以下引用)
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* 2011年4月1日(金)~4月23日(土)の開館時間は9:30~17:00(資料・複写の申込締切は16:00)
2011年3月17日(木)から23日(水)までの間、国立国会図書館東京本館の開館時間は、10:00~17:00です。
+
 
また、3月11日(金)の東北地方太平洋沖地震により書庫に被害が発生しているため、一部に当分の間ご利用いただけない資料があります。
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* 「被害にあった本館書庫はほぼ復旧し、4月11日以降は図書資料も使えるようになりました。」[http://www.ndl.go.jp/jp/news/news_earthquake.html]
◎ご利用できない資料
+
* 1968年(昭和43年)以降受入の洋図書については依然使えませんが、4月25日以降は利用を再開します。[http://www.ndl.go.jp/jp/news/materials.html]
図書資料のうち、おおむね1988年(昭和63年)以降受入の和図書、及び1968年(昭和43年)以降受入の洋図書
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◎通常どおりご利用できる資料・資料室
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図書資料のうち、上記以外のもの
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* '''[レファレンスサービス]''' (2011-05-03 追記)
雑誌資料
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:* [http://www.ndl.go.jp/jp/news/reference.html 資料提供・資料相談(レファレンス)の詳細]
科学技術・経済情報室、人文総合情報室、古典籍資料室、地図室、憲政資料室、音楽・映像資料室、電子資料室、議会官庁資料室、新聞資料室
+
:: 「東日本大震災で被災された地域(青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県)において、復興のために必要な図書館資料の複製物での提供・資料相談(いずれも無料)をメール・FAXで受け付けております。」
利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解をお願いいたします。
+
:: 対象地域
※このほかに、大規模デジタル化のためご利用いただけない資料があります。詳細は大規模デジタル化作業対象資料一覧をご覧ください。
+
:::1.被災地の震災復興に携わる国・地方公共団体の諸機関、医療・教育機関、企業、ボランティア団体等
※計画停電の実施等の事情により、開館等の状況が変更になる可能性があります。
+
:::2.上記地域において被災した個人(被災地以外に避難した場合を含む)
※3月16日(水)、3月20日(日)及び3月21日(祝日)は、休館日です。
+
:: 受付期間:2011年5月31日
(引用終わり)
+
 
  
 
== 救援状況 ==
 
== 救援状況 ==
なし
+
 
自由記述:
 
新着の情報はニュース([[http://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html]])で確認可能。
 
asahi.comに書庫被害の写真と記事あり([[http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180588.html]])。
 
  
 
== その他 ==
 
== その他 ==
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* 2011年4月11日から [http://www.ndl.go.jp/jp/news/support.html 「国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ」]開設
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* 新着の情報は [http://www.ndl.go.jp/jp/news/news_earthquake.html 「東北地方太平洋沖地震/サービスの臨時変更・関連情報」]に掲載
  
 +
* 2011年3月31日付け東京新聞夕刊の記事について訂正<ref name="www.ndl.go.jp_20110331">[http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/1191411_1531.html 平成23年3月31日付け東京新聞夕刊の記事について | 国立国会図書館-National Diet Library -  本件記事は、以下の点で、事実と異なります。    2003年(平成15年)以降に受け入れた和図書はご利用いただけるようになります。ただし、当分の間、次の資料は引き続きご利用いただけません。    ・おおむね1988年(昭和63年)~2002年(平成14年)受入の和図書    ・1968年(昭和43年)以降受入の洋図書    2003年以降に受け入れた資料に関しては、震災直後に復旧作業を開始しました。    和図書を書架に収納する作業は3月31日に終わる見込みですが、その後の点検作業にしばらく時間がかかる見込みです。ご来館の際には、事前に開館時間やご利用いただける資料について「東北地方太平洋沖地震/サービスの臨時変更・関連情報」でご確認いただくようお願いいたします。](2011/09/15閲覧)</ref>
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* asahi.comサイトに[http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180588.html 書庫被害の写真および記事]
  
 
== 情報源 ==
 
== 情報源 ==
* 国立国会図書館ホームページ
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=== 記入者 ===
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* [http://twitter.com/yaskohi yaskohi(@yaskohi)]+staff, [[利用者:T.kawakami|T.kawakami]]
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=== 元情報 ===
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<references />
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 +
*[http://www.ndl.go.jp 国立国会図書館]
 +
*[http://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html 国立国会図書館図書館公式サイトでの掲示](2011-03-16 18:01)
 +
*[http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180588.html asahi.com記事](2011-03-19 09:18)
 +
 
  
== 記入者 ==
 
* [http://twitter.com/yaskohi yaskohi(@yaskohi)]+staff
 
  
 
[[Category:図書館]]
 
[[Category:図書館]]
 
[[Category:東京都]]
 
[[Category:東京都]]
[[Category:東京都の図書館]]
 
 
[[Category:被害あり]]
 
[[Category:被害あり]]
 
[[Category:国立国会図書館]]
 
[[Category:国立国会図書館]]

2012年8月25日 (土) 08:03時点における最新版

国立国会図書館東京本館
よみ こくりつこっかいとしょかんとうきょうほんかん
所在地 〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1
緯度経度 35° 40' 42.13" N, 139° 44' 39.13" E
電話番号 03-3581-2331
メールアドレス
ウェブサイト http://www.ndl.go.jp
ISIL JP-1000001
備考
地図を読み込み中...
近隣施設一覧…その他の結果

被害状況[編集]

職員・利用者の被害[編集]

  • 人的被害はなし[1]


施設の被害[編集]

  • 大きな被害はなし(耐震構造)
  • 施設の一部にひび割れ

蔵書の被害[編集]

  • 本館書庫(特に上層)の資料約120万冊が書架から落下。
  • 書架は倒れていない。
  • 2011年3月18日から「被災書庫復旧プロジェクト」を開始[2]
・2011年3月11日15:00頃、書庫出納の中止を決定
・2011年3月12日本館書庫の図書をすべて閲覧停止、それ以降は12層から17層までの図書の閲覧を停止し、開館時間を17:00までに繰り上げ
・2011年3月18日「東北地方太平洋沖地震対策本部」のもと、「被災書庫復旧プロジェクト」を開始
・資料落下総数:約180万冊(昭和63年以降受入の和図書および昭和43年受入の洋図書)
・本館書庫は高層階ほど被害がすさまじかった
 17層ではほぼすべての資料が落下。60cm程の高さで通路に積み重なり、まったく足を踏み込めない状況
 16層は8割程度
14,15層は約7割
 13層が約2~3割
 12層が1割ほど落下
・本館地下層と新館書庫(地下のみ)にはほとんど落下見られず。


その他の被害[編集]

運営情報[編集]

  • 2011年4月25日(月)以降は通常どおり営業(平日9:30~19:00、土曜9:30~17:00)
  • 2011年4月1日(金)~4月23日(土)の開館時間は9:30~17:00(資料・複写の申込締切は16:00)
  • 「被害にあった本館書庫はほぼ復旧し、4月11日以降は図書資料も使えるようになりました。」[1]
  • 1968年(昭和43年)以降受入の洋図書については依然使えませんが、4月25日以降は利用を再開します。[2]


  • [レファレンスサービス] (2011-05-03 追記)
「東日本大震災で被災された地域(青森県・岩手県・宮城県・福島県・茨城県・千葉県)において、復興のために必要な図書館資料の複製物での提供・資料相談(いずれも無料)をメール・FAXで受け付けております。」
対象地域
1.被災地の震災復興に携わる国・地方公共団体の諸機関、医療・教育機関、企業、ボランティア団体等
2.上記地域において被災した個人(被災地以外に避難した場合を含む)
受付期間:2011年5月31日


救援状況[編集]

その他[編集]

  • 2011年3月31日付け東京新聞夕刊の記事について訂正[3]

情報源[編集]

記入者[編集]

元情報[編集]