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2020年4月27日 (月) 18:11時点における版
岡本真(おかもと・まこと)
- saveMLAKプロジェクトリーダー
- ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) 編集長
- アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)代表取締役/プロデューサー
等をしています。
Twitterでも、どこでも、たいがいは「arg」です。
文箱
新型コロナウイルスの感染拡大を受けての文章(案):saveMLAKとして発表する文章のたたき
知的インフラの保障を探る-文化機関の●●に向けて(仮題)
- 現在、多くの図書館が休館しています。美術館・博物館、文書館等、他の文化機関も同様です(現状の確認)。
- 感染拡大が続き、明確な打開の目途がない現状においては、休館の判断は致し方ないでしょう(公衆衛生の大事さ)。
- ただし、文化機関のサービスの提供者・利用者のいずれもこの状態に悩みや困りがないわけではありません。
- たとえば図書館を例に考えれば、現実的に次のような課題がすでに出てきています。
- 資料のデジタル化が進んでいない人文・社会科学系の分野で調査・研究が進められません。学術研究が進展しないということは、コロナ対策の観点からも非常に大きな課題です(科学政策への影響)。
- 所定の教科書だけに依存するわけではない大学教育の質に大きく影響します。大学進学率が50%を超える現代において現状は将来に対して深刻な問題を生みます(将来世代の教育への影響)。
- 知識・情報にアクセスできる公共図書館が使えないことは、市民生活においても弊害があります。特に経済情勢が厳しくなるなか無料で利用できる公共図書館の役割は大きなものです(市民の知的インフラの欠如)。
- このような考えから、コロナ感染拡大に歯止めがかかってくる段階においては、これらの文化機関の機能復帰を図る必要があると考えます。そして、そのための準備は現段階から進める必要があります。
- この提案は決して文化機関を優先的・特権的に位置づけてなされるものではありません。いかなる形の分断も望ましいことではなく、復帰の段取りは公衆衛生の観点を第一義にして総合的に判断することです。
<検討メモ>
- 科学に基づく政策
- 教育の権利、後の世代への責任
- 知的インフラ
- 分断回避
- 緩やかな社会
- 本を送りません宣言 https://savemlak.jp/wiki/SendNoBooks
- ≠図書館原理主義
- ≠Isolation(分断)/=Collaboration(相互協力)&Information (透明性のある科学的な情報)
- オープンガバメント思考
- 段階的復帰に向けた段取り