- NEW!【2024年(令和6年)能登半島地震】ページを新設、情報追加求む
- NEW!【みんなで育てる図書館災害救急BOX】みんなで育てる災害に備えるための知見・経験集(=救急BOX)
- Editathon-博物館基本情報更新2023を2023年3月11日から開催しています。一緒に施設ページを編集しましょう。
- 図書館総合展2023 saveMLAK プロジェクト企画を2023年11月6日(月)に開催しました。
- 【運営全般のお知らせ】2024年4月16日(火):第156回saveMLAK Meet Up / ニュースレター第80号(2024年1月号)NEW!
- 【COVID-19関連のお知らせ】(休館状況調査/ベストプラクティス共有/呼びかけ 「災害への『しなやかな強さ』を持つMLAK機関をつくる」署名受付中)
「陸前高田市海と貝のミュージアム」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
Waterperiod (トーク | 投稿記録) 細 (→救援状況) |
Waterperiod (トーク | 投稿記録) 細 (→救援状況) |
||
40行目: | 40行目: | ||
**: 「標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に,右側側面はコーティングを残した状態に表皮の処理を行い,修復作業がひとまず安定した状態まで終了。」<ref name="www.kahaku.go.jp_resque_pdf"></ref> | **: 「標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に,右側側面はコーティングを残した状態に表皮の処理を行い,修復作業がひとまず安定した状態まで終了。」<ref name="www.kahaku.go.jp_resque_pdf"></ref> | ||
**: 「標本の燻蒸の後、筑波地区にて強制乾燥を行ったツチクジラ剥製標本について、本格的な修復作業を行いました。<br>まず、樹脂コートFRPガラスクロス剥離、表皮カビの処理の作業が行われました。製作当初の本来の姿と海と貝のミュージアム新設オープンの目玉展示としての姿を対比できるよう、標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に、右側側面はコーティングを残した状態とすることが決定しました。表皮養生で標本表皮補修作業を終え、ひとまずの修復作業が終了しました。」<ref name="www.kahaku.go.jp_20121003"></ref> | **: 「標本の燻蒸の後、筑波地区にて強制乾燥を行ったツチクジラ剥製標本について、本格的な修復作業を行いました。<br>まず、樹脂コートFRPガラスクロス剥離、表皮カビの処理の作業が行われました。製作当初の本来の姿と海と貝のミュージアム新設オープンの目玉展示としての姿を対比できるよう、標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に、右側側面はコーティングを残した状態とすることが決定しました。表皮養生で標本表皮補修作業を終え、ひとまずの修復作業が終了しました。」<ref name="www.kahaku.go.jp_20121003"></ref> | ||
− | **2012年10月12日: | + | **2012年10月12日: 科学博物館収蔵庫(筑波地区<ref name="www.kahaku.go.jp_2012_resque06">[http://www.kahaku.go.jp/news/2012/rescue06/rescue06.pdf 東日本大震災に関連した取組について(2012年10月2日付け「ホットニュース」に掲載)]</ref>)にて保管中であることを「ホットニュース」にて報告</ref>にて保管中であることを「ホットニュース」にて報告<ref name="www.kahaku.go.jp_20121003"></ref> |
*大阪市立自然史博物館: 陸産貝類(柵山龍司コレクション)の微小種約500点を預かり、復旧作業(洗浄・殺菌・乾燥)を実施。作業は自然史博物館友の会会員ボランティアが担当。復旧を終えた標本の一部(22点)を同館で以下により展示。<ref name="www.omnh.net_201203_post_89">[http://www.omnh.net/whatsnew/2012/03/post_89.html What's New: ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(大阪市立自然史博物館サイト)](2012-03-02掲載, 2013-01-14閲覧)</ref> | *大阪市立自然史博物館: 陸産貝類(柵山龍司コレクション)の微小種約500点を預かり、復旧作業(洗浄・殺菌・乾燥)を実施。作業は自然史博物館友の会会員ボランティアが担当。復旧を終えた標本の一部(22点)を同館で以下により展示。<ref name="www.omnh.net_201203_post_89">[http://www.omnh.net/whatsnew/2012/03/post_89.html What's New: ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(大阪市立自然史博物館サイト)](2012-03-02掲載, 2013-01-14閲覧)</ref> | ||
*: 2012年3月2日(金曜日)~6月3日(日曜日): ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(自然史博物館 本館1階 ナウマンホール) | *: 2012年3月2日(金曜日)~6月3日(日曜日): ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(自然史博物館 本館1階 ナウマンホール) |
2013年1月14日 (月) 19:34時点における版
陸前高田市海と貝のミュージアム | |
---|---|
よみ | りくぜんたかたうみとかいのみゅーじあむ |
所在地 | 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字下宿55 |
緯度経度 | 39° 0' 31.66" N, 141° 38' 42.15" E |
電話番号 | 0192-54-5520 |
FAX | 0192-55-3888 |
メールアドレス | |
ウェブサイト | http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kakuka/umikai/ |
@umitokai | |
備考 | 情報提供協力: インターネットミュージアム ウェブサイト閲覧不可(2011-04-30現在) |
被災状況
産経04.17:壊滅的被害あり。世界有数の貝のコレクションが多数流されるが、建物は耐え抜く。再建に向け館長らが動き出す
学芸員消息不明(3月*日時点)
職員・利用者の被害
職員(学芸員2名)は無事(2011年5月4日、岡本真氏が陸前高田市役所にて確認)
施設の被害
- 躯体・外壁は残っている。内壁は多くが剝がれている。展示設備は1階・2階とも壊滅的被害。
収蔵品・展示の被害
- 展示は壊滅的被害。収蔵品は半分程度が流失。残りを職員および協力者で搬出、洗浄作業を開始。タイプ標本等の重要資料は無事。(4月5日時点)
その他の被害
運営情報
救援状況
- 国立科学博物館: 「ツチクジラ剥製標本」(全長9.7m)[1]1個体レスキュー実施(担当: 山田脊椎動物研究グループ長)[2]
- 2011年5月28~29日: 現地での応急修復実施[3]
- 2011年6月29日: 筑波地区自然史標本棟(茨城県つくば市)に移送[3]
- 2012年3月: 標本の燻蒸後強制乾燥を行い、本格的な修復作業実施[3]
- 「標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に,右側側面はコーティングを残した状態に表皮の処理を行い,修復作業がひとまず安定した状態まで終了。」[3]
- 「標本の燻蒸の後、筑波地区にて強制乾燥を行ったツチクジラ剥製標本について、本格的な修復作業を行いました。
まず、樹脂コートFRPガラスクロス剥離、表皮カビの処理の作業が行われました。製作当初の本来の姿と海と貝のミュージアム新設オープンの目玉展示としての姿を対比できるよう、標本の左側面は剥製のテクスチャなどが見える状態に、右側側面はコーティングを残した状態とすることが決定しました。表皮養生で標本表皮補修作業を終え、ひとまずの修復作業が終了しました。」[2]
- 2012年10月12日: 科学博物館収蔵庫(筑波地区[4])にて保管中であることを「ホットニュース」にて報告</ref>にて保管中であることを「ホットニュース」にて報告[2]
- 大阪市立自然史博物館: 陸産貝類(柵山龍司コレクション)の微小種約500点を預かり、復旧作業(洗浄・殺菌・乾燥)を実施。作業は自然史博物館友の会会員ボランティアが担当。復旧を終えた標本の一部(22点)を同館で以下により展示。[5]
- 2012年3月2日(金曜日)~6月3日(日曜日): ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(自然史博物館 本館1階 ナウマンホール)
- [支援募集中](2011-10-09 東海新報) 津波で流出した資料の発見情報を募集。資料を見つけた際の問い合わせ先は旧生出小学校(58-2203)。[6]
これまで貴重な骨格器資料などの発見例が3件あり、「資料とみられるものを見つけた際には、ぜひ連絡をしてほしい」と市民らに協力を呼びかけている。震災前、市立博物館は約15万点、ミュージアムでは約11万点の資料を所蔵。しかし、両施設ともに津波被害に遭い、流されてしまった資料も多い。
- タイプ標本を含む収蔵品の一部を岩手県博で預かり、洗浄作業開始。(4月12日時点)
自由記述
- 館の海側は流された大量の車の仮保管場所に使われている。[7]
情報源
記入者
- stkyoshima 2011年10月9日 (日) 13:35 (JST)
- 瀧端
- Waterperiod
- 木下
- Iwahaku
- baronagon
元情報
- ↑ 大石雅之. 岩手県における被災自然史標本の救済活動. 学術の動向. 2011, 16(12), p. 12_38-12_39. (J-STAGE)(2013-01-14閲覧)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 陸前高田市海と貝のミュージアム「ツチクジラ剥製標本」の修復(国立科学博物館「ホットニュース」)(2012-10-03掲載, 2013-01-14閲覧)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 東日本大震災に関連した取組について(独立行政法人国立科学博物館)(国立科学博物館サイト)(2013-01-14閲覧)
- ↑ 東日本大震災に関連した取組について(2012年10月2日付け「ホットニュース」に掲載)
- ↑ What's New: ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」(大阪市立自然史博物館サイト)(2012-03-02掲載, 2013-01-14閲覧)
- ↑ 探してます!流出資料 陸前高田市立博物館と海と貝のミュージアム 市民らに情報提供求める 東海新報 2011年10月09日付 5面(2011/10/09掲載,2011/10/09閲覧)
- ↑ 東日本大震災 博物館情報 - 陸前高田市海と貝のミュージアム(2011/04/30現地確認、2011/06/05閲覧) ※たばこと塩の博物館 学芸部長 半田氏の現地確認による
- 陸前高田市海と貝のミュージアムの情報|WEB水族館(記載内容は2009年当時のもの)(2011-04-30閲覧確認)