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(「職員・利用者の被害」、「その他」に追加(2011年9月23日 (金) 16:29 (JST)時点のデータに復旧))
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=== 職員・利用者の被害 ===
 
=== 職員・利用者の被害 ===
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* 地震発生当時、敷地内には3人の見学者がいたが、幸いけがはなかった。<ref name="www.kahoku.co.jp_20111002">[http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1086/20110915_01.htm 河北新報ニュース (2)旧有備館(大崎市岩出山)/復旧の過程も無料公開](2011/09/15掲載、2011/09/23閲覧)</ref>
  
 
=== 施設の被害 ===
 
=== 施設の被害 ===
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== その他 ==
 
== その他 ==
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* 主屋は2008年度に実施した耐震調査でも耐震補強の必要性が指摘されていたが、2011年度に実施予定の改修補強工事を待たず大地震に襲われた。<ref name="www.kahoku.co.jp_20111002">[http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1086/20110915_01.htm 河北新報ニュース (2)旧有備館(大崎市岩出山)/復旧の過程も無料公開](2011/09/15掲載、2011/09/23閲覧)</ref>
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* 主屋は解体されることになっているが、工事の開始時期は決まっていない。<ref name="www.kahoku.co.jp_20111002">[http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1086/20110915_01.htm 河北新報ニュース (2)旧有備館(大崎市岩出山)/復旧の過程も無料公開](2011/09/15掲載、2011/09/23閲覧)</ref>
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 主屋の解体工事の開始時期は決まっていない。予算措置がなく、国の第3次補正予算の成立まで待たねばならないからだ。
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しかし、準備はできている。大崎市文化財課によると、解体法や部材の保管などを定めた解体設計は出来上がっている。
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 解体は早くても本年度いっぱいはかかる見通し。その後、再利用できる部材を選別し、12年度中に国や県、専門家の意見を参考にして復元の実施設計を策定する。
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本年度に予定されていた改修補強工事の基本設計を生かせる部分もあり、「ゼロからのスタートでないのが不幸中の幸い」と文化財課の鈴木勝彦課長補佐(50)は話す。
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 13年度に復元工事を始め、15年度内の完了を目標とする。無料公開は基本的に続けるという。
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鈴木さんは「旧有備館は国民共有の文化財。どういう過程で復興復旧していくかを見てもらうことに意義がある」と強調した。
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== 情報源 ==
 
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*[[利用者:Masao|Masao]] 2011年5月19日 (木) 18:03 (JST)
 
*[[利用者:Masao|Masao]] 2011年5月19日 (木) 18:03 (JST)

2011年10月2日 (日) 23:27時点における版

旧有備館
よみ きゅうゆうびかん
所在地 〒989-6433 宮城県大崎市岩出山上川原町6
緯度経度 38° 39' 28.12" N, 140° 51' 47.59" E
電話番号 0229-72-1344
FAX 0229-72-1344
メールアドレス
ウェブサイト http://www.city.osaki.miyagi.jp/guest/kanko/shiseki/02.html
備考
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被害状況

職員・利用者の被害

  • 地震発生当時、敷地内には3人の見学者がいたが、幸いけがはなかった。[1]

施設の被害

  • 柱や壁が全て崩れ、かやぶき屋根が床に直接乗った状態になった。[2]
  • 庭園の東側や南側には地割れも走っている。[2]
  • 主屋が全壊[3]

蔵書・収蔵品・展示の被害

その他の被害

運営情報

  • 2011.5.3から1ヶ月程度公開。公開では危険がないよう、立ち入りは被害を受けなかった敷地西側に限り、池越しに主屋を見られるようにする。[2]

救援状況

避難受入情報

避難受入規模

その他

  • 主屋は2008年度に実施した耐震調査でも耐震補強の必要性が指摘されていたが、2011年度に実施予定の改修補強工事を待たず大地震に襲われた。[1]
  • 主屋は解体されることになっているが、工事の開始時期は決まっていない。[1]
 主屋の解体工事の開始時期は決まっていない。予算措置がなく、国の第3次補正予算の成立まで待たねばならないからだ。
しかし、準備はできている。大崎市文化財課によると、解体法や部材の保管などを定めた解体設計は出来上がっている。
 解体は早くても本年度いっぱいはかかる見通し。その後、再利用できる部材を選別し、12年度中に国や県、専門家の意見を参考にして復元の実施設計を策定する。
本年度に予定されていた改修補強工事の基本設計を生かせる部分もあり、「ゼロからのスタートでないのが不幸中の幸い」と文化財課の鈴木勝彦課長補佐(50)は話す。
 13年度に復元工事を始め、15年度内の完了を目標とする。無料公開は基本的に続けるという。
鈴木さんは「旧有備館は国民共有の文化財。どういう過程で復興復旧していくかを見てもらうことに意義がある」と強調した。

情報源

記入者

元情報