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「宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)」の版間の差分
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Stkyoshima (トーク | 投稿記録) (復元船サン・ファン・バウティスタ一部破損、等) |
(救援状況に石巻文化センターの資料について記述) |
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{{施設 | {{施設 | ||
+ | |備考=情報提供協力: [http://www.museum.or.jp インターネットミュージアム] | ||
|名称=宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館) | |名称=宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館) | ||
|よみ=みやぎけんけいちょうしせつせんみゅーじあむ さん・ふぁんかん | |よみ=みやぎけんけいちょうしせつせんみゅーじあむ さん・ふぁんかん | ||
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=== 職員・利用者の被害 === | === 職員・利用者の被害 === | ||
*職員は無事に避難。<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508" /> | *職員は無事に避難。<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508" /> | ||
+ | * 公式HP03.27:職員は無事。 | ||
=== 施設の被害 === | === 施設の被害 === | ||
− | *事務局のある展望棟は、若干の被害<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508" />。「慶長遣欧使節室」「企画展示室」「シアター」「セミナールーム」「事務室」などの上階部の管理棟も、ほぼ常態を保つことができた | + | *事務局のある展望棟は、若干の被害<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508" />。「慶長遣欧使節室」「企画展示室」「シアター」「セミナールーム」「事務室」などの上階部の管理棟も、ほぼ常態を保つことができた<ref name="www.santjuan.or.jp_20110501">[http://www.santjuan.or.jp/director.html 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 宮城県慶長使節船ミュージアムの休館について 2011年5月1日 宮城県慶長使節船ミュージアム館長 濱田直嗣] - 館近辺にも被災された方々が多く、震災当日からこれらの皆様へ避難場を提供いたし、復興の足がかりを共に築くための協力期間に充てております。 このような事情から、宮城県慶長使節船ミュージアムでは展示公開業務を当分の間休止することにいたしました。(2011/05/01掲載,2011/10/28閲覧)</ref> |
− | <ref name="www.santjuan.or.jp_20110501">[http://www.santjuan.or.jp/director.html 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 宮城県慶長使節船ミュージアムの休館について 2011年5月1日 宮城県慶長使節船ミュージアム館長 濱田直嗣] - 館近辺にも被災された方々が多く、震災当日からこれらの皆様へ避難場を提供いたし、復興の足がかりを共に築くための協力期間に充てております。 このような事情から、宮城県慶長使節船ミュージアムでは展示公開業務を当分の間休止することにいたしました。(2011/05/01掲載,2011/10/28閲覧)</ref> | ||
=== 蔵書・収蔵品・展示の被害 === | === 蔵書・収蔵品・展示の被害 === | ||
*復元船サン・ファン・バウティスタが一部破損<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508" /><ref name="www.santjuan.or.jp_20110501" /> | *復元船サン・ファン・バウティスタが一部破損<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508" /><ref name="www.santjuan.or.jp_20110501" /> | ||
*船をとりまくドック棟展示室は津波により壊滅<ref name="www.santjuan.or.jp_20110501" />。2~3㎝の厚さがあるドック棟のガラスは殆どが破られ、帆船模型などの展示物も流失。ドック内には流れ着いた瓦礫が散乱。2011年4月27日の暴風雨により中央のメインマスト見張り台上部のトップマストと、前方のフォアマストが折れた(写真あり)<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508">[http://santjuan.exblog.jp/15484066/ 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) : 復元船サン・ファン・バウティスタ、及びドック棟の様子①](2011/05/08掲載,2011/10/28閲覧)</ref> | *船をとりまくドック棟展示室は津波により壊滅<ref name="www.santjuan.or.jp_20110501" />。2~3㎝の厚さがあるドック棟のガラスは殆どが破られ、帆船模型などの展示物も流失。ドック内には流れ着いた瓦礫が散乱。2011年4月27日の暴風雨により中央のメインマスト見張り台上部のトップマストと、前方のフォアマストが折れた(写真あり)<ref name="santjuan.exblog.jp_20110508">[http://santjuan.exblog.jp/15484066/ 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) : 復元船サン・ファン・バウティスタ、及びドック棟の様子①](2011/05/08掲載,2011/10/28閲覧)</ref> | ||
+ | * 復元船サン・ファン・バウティスタが一部破損、船をとりまくドック棟展示室は津波により壊滅(公式HP 4月24日現在) | ||
+ | * 公式HP03.27:避難所として提供 | ||
=== その他の被害 === | === その他の被害 === | ||
== 運営情報 == | == 運営情報 == | ||
− | *(2011 | + | *館を管理運営する慶長遣欧使節船協会は、2013年の慶長遣欧使節船出帆400年を控え、震災でもほとんど被害がなかった展望棟を2012年4月に再開する方針(2011/10/30 三陸河北新報) <ref name="www.sanriku-kahoku.com_20111030">[http://www.sanriku-kahoku.com/news/2011_10/i/111030i-sanfan.html サン・ファン館再開向け一歩 - ■サン・ファン館再開向け一歩 2011.10.30出帆記念イベント写真展や伊達武将隊ショー/三陸河北新報]] (2011/10/30掲載,2011/10/30閲覧)</ref> |
− | *(2011-03-17 ブログ等) | + | *がれきの撤去は進捗していない(2011/10/30 三陸河北新報)<ref name="www.sanriku-kahoku.com_20111030" /> |
+ | |||
+ | *2011年10月29日,「サン・ファン・バウティスタ出帆記念イベント~乗り越えよう!共に~」を開催。展望棟では石巻市出身の写真家で支倉常長研究家でもある高橋由貴彦氏(81)=東京都品川区=が寄贈した写真による「ローマへの遠い旅-慶長使節 支倉常長の足跡」展を開いた。慶長使節の全行程を日本で初めて踏査した58点のうち、スペインの作品を中心に32点を展示した。<ref name="www.sanriku-kahoku.com_20111030" /><ref name="www.santjuan.or.jp_20111028">[http://www.santjuan.or.jp/director.html 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 館長よりみなさまへ サン・ファン・バウティスタ出帆記念イベント~乗り越えよう!共に~ 開催にあたって](2011/10/24掲載,2011/10/28閲覧)</ref><ref name="www.yomiuri.co.jp_20111030">[http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column2/news/20111029-OYT1T00461.htm 10月29日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - (2011年10月29日13時36分 読売新聞)]-◆常長が持ち帰ったローマ教皇肖像画などの資料を、日本政府がユネスコの世界記憶遺産に推薦する◆スペイン政府からは「こちらに残る使節の資料も加えて共同推薦を」とのうれしい提案も◆使節派遣から400年にあたる2013年の登録を目指すという。(2011/10/29掲載,2011/10/30閲覧)</ref> | ||
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+ | *2011年5月27日,館内の水道が復旧。飲用には適していない(2011-05-29 ブログ)<ref name="santjuan.blog20.fc2.com_20110529">[http://santjuan.blog20.fc2.com/blog-entry-225.html ブログdeサン・ファン 水道復旧!](2011/10/28閲覧)</ref> | ||
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+ | *震災当日から地元住民の避難場所として提供している。しばらくの間、休館 (2011-03-17 ブログ等) <ref name="santjuan.blog20.fc2.com_20111028">[http://santjuan.blog20.fc2.com/blog-date-201103.html ブログdeサン・ファン 201103 ※重要※ 関東・東北大震災による休館のお知らせ](2011/03/17掲載,2011/10/28閲覧)</ref><ref name="www.santjuan.or.jp_20110501" /> | ||
== 救援状況 == | == 救援状況 == | ||
− | + | * [[石巻文化センター]]の収蔵資料の一部(主として民俗資料)は、宮城県慶長使節船ミュージアムに移送して洗浄・乾燥作業を行っている。リンク先に作業の様子が掲載されている。<ref name="www.tobunken.go.jp_20120901">[http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/110627/index.html 東京文化財研究所_被災文化財レスキュー事業](2011/06/27掲載, 2012/09/01閲覧)</ref> | |
== 避難受入情報 == | == 避難受入情報 == | ||
+ | * 公式HP03.27:避難所として提供 | ||
*2011年8月10日,避難者が転居し、避難受入終了<ref name="www.santjuan.or.jp_20111028">[http://www.santjuan.or.jp/director.html 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 当館の現状等について 2011年9月6日 宮城県慶長使節船ミュージアム館長 濱田直嗣] - 4ヶ月を過ぎた昨今の状況をご報告します。この大震災のために、避難をされた方々にミュージアム施設の一部を提供しておりましたところ、8月10日をもちまして新たな居所へ移ることとなり、無事に転居が行われました。長い間の避難生活に少しでもお役に立てたのでしたら幸いです。(2011/09/06掲載,2011/10/28閲覧)</ref> | *2011年8月10日,避難者が転居し、避難受入終了<ref name="www.santjuan.or.jp_20111028">[http://www.santjuan.or.jp/director.html 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 当館の現状等について 2011年9月6日 宮城県慶長使節船ミュージアム館長 濱田直嗣] - 4ヶ月を過ぎた昨今の状況をご報告します。この大震災のために、避難をされた方々にミュージアム施設の一部を提供しておりましたところ、8月10日をもちまして新たな居所へ移ることとなり、無事に転居が行われました。長い間の避難生活に少しでもお役に立てたのでしたら幸いです。(2011/09/06掲載,2011/10/28閲覧)</ref> | ||
− | *(2011-03-17 ブログ等) | + | *震災当日から地元住民の方々の避難場所として提供(2011-03-17 ブログ等) <ref name="santjuan.blog20.fc2.com_20111028">[http://santjuan.blog20.fc2.com/blog-date-201103.html ブログdeサン・ファン 201103 ※重要※ 関東・東北大震災による休館のお知らせ](2011/03/17掲載,2011/10/28閲覧)</ref><ref name="www.santjuan.or.jp_20110501" /> |
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== 情報源 == | == 情報源 == | ||
=== 記入者 === | === 記入者 === | ||
− | * [[利用者:stkyoshima|stkyoshima]] 2011年10月28日 (金) 23:16 (JST) | + | * [[利用者:Baronagon|baronagon]]([[利用者・トーク:Baronagon|トーク]]) 2012年9月1日 (土) 23:15 (JST) |
+ | * [[利用者:stkyoshima|stkyoshima]] (避難受入情報など) 2011年10月28日 (金) 23:16 (JST),2011年10月30日 (日) 10:07 (JST) | ||
+ | * 木下 | ||
+ | * 福田 | ||
=== 元情報 === | === 元情報 === |
2012年9月1日 (土) 23:15時点における最新版
宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館) | |
---|---|
よみ | みやぎけんけいちょうしせつせんみゅーじあむ さん・ふぁんかん |
所在地 | 986-2135 宮城県石巻市渡波大森30-2 |
緯度経度 | 38° 24' 33.26" N, 141° 22' 10.74" E |
電話番号 | 0225-24-2210 |
FAX | 0225-97-3399 |
メールアドレス | info(at)ssantjuan.or.jp |
ウェブサイト | http://www.santjuan.or.jp/ |
備考 | 情報提供協力: インターネットミュージアム |
「info(at)ssantjuan.or.jp」の形式の URI は許可されていません。
被害状況[編集]
職員・利用者の被害[編集]
- 職員は無事に避難。[1]
- 公式HP03.27:職員は無事。
施設の被害[編集]
蔵書・収蔵品・展示の被害[編集]
- 復元船サン・ファン・バウティスタが一部破損[1][2]
- 船をとりまくドック棟展示室は津波により壊滅[2]。2~3㎝の厚さがあるドック棟のガラスは殆どが破られ、帆船模型などの展示物も流失。ドック内には流れ着いた瓦礫が散乱。2011年4月27日の暴風雨により中央のメインマスト見張り台上部のトップマストと、前方のフォアマストが折れた(写真あり)[1]
- 復元船サン・ファン・バウティスタが一部破損、船をとりまくドック棟展示室は津波により壊滅(公式HP 4月24日現在)
- 公式HP03.27:避難所として提供
その他の被害[編集]
運営情報[編集]
- 館を管理運営する慶長遣欧使節船協会は、2013年の慶長遣欧使節船出帆400年を控え、震災でもほとんど被害がなかった展望棟を2012年4月に再開する方針(2011/10/30 三陸河北新報) [3]
- がれきの撤去は進捗していない(2011/10/30 三陸河北新報)[3]
- 2011年10月29日,「サン・ファン・バウティスタ出帆記念イベント~乗り越えよう!共に~」を開催。展望棟では石巻市出身の写真家で支倉常長研究家でもある高橋由貴彦氏(81)=東京都品川区=が寄贈した写真による「ローマへの遠い旅-慶長使節 支倉常長の足跡」展を開いた。慶長使節の全行程を日本で初めて踏査した58点のうち、スペインの作品を中心に32点を展示した。[3][4][5]
- 2011年5月27日,館内の水道が復旧。飲用には適していない(2011-05-29 ブログ)[6]
救援状況[編集]
避難受入情報[編集]
避難受入規模[編集]
その他[編集]
情報源[編集]
記入者[編集]
- baronagon(トーク) 2012年9月1日 (土) 23:15 (JST)
- stkyoshima (避難受入情報など) 2011年10月28日 (金) 23:16 (JST),2011年10月30日 (日) 10:07 (JST)
- 木下
- 福田
元情報[編集]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) : 復元船サン・ファン・バウティスタ、及びドック棟の様子①(2011/05/08掲載,2011/10/28閲覧)
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 宮城県慶長使節船ミュージアムの休館について 2011年5月1日 宮城県慶長使節船ミュージアム館長 濱田直嗣 - 館近辺にも被災された方々が多く、震災当日からこれらの皆様へ避難場を提供いたし、復興の足がかりを共に築くための協力期間に充てております。 このような事情から、宮城県慶長使節船ミュージアムでは展示公開業務を当分の間休止することにいたしました。(2011/05/01掲載,2011/10/28閲覧)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 サン・ファン館再開向け一歩 - ■サン・ファン館再開向け一歩 2011.10.30出帆記念イベント写真展や伊達武将隊ショー/三陸河北新報] (2011/10/30掲載,2011/10/30閲覧)
- ↑ 4.0 4.1 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称:サン・ファン館) - 館長よりみなさまへ サン・ファン・バウティスタ出帆記念イベント~乗り越えよう!共に~ 開催にあたって(2011/10/24掲載,2011/10/28閲覧) 引用エラー: 無効な
<ref>
タグ; name "www.santjuan.or.jp_20111028"が異なる内容で複数回定義されています - ↑ 10月29日付 よみうり寸評 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - (2011年10月29日13時36分 読売新聞)-◆常長が持ち帰ったローマ教皇肖像画などの資料を、日本政府がユネスコの世界記憶遺産に推薦する◆スペイン政府からは「こちらに残る使節の資料も加えて共同推薦を」とのうれしい提案も◆使節派遣から400年にあたる2013年の登録を目指すという。(2011/10/29掲載,2011/10/30閲覧)
- ↑ ブログdeサン・ファン 水道復旧!(2011/10/28閲覧)
- ↑ 7.0 7.1 ブログdeサン・ファン 201103 ※重要※ 関東・東北大震災による休館のお知らせ(2011/03/17掲載,2011/10/28閲覧)
- ↑ 東京文化財研究所_被災文化財レスキュー事業(2011/06/27掲載, 2012/09/01閲覧)