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みんなで育てる図書館災害救急BOX/2024:令和6年(2024)能登半島地震:被災地の図書館関係者の方へ
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令和6年(2024)能登半島地震:被災地の図書館関係者の方へ[編集]
(作成日:2024/1/7 更新日:2024/1/28)
令和6年(2024)能登半島地震で被災された方へお見舞申し上げます。1月1日の夕方に発生した巨大地震によって図書館等の運営に大きな影響が出ているものと思います。休館中の図書館が多かったと思いますが、どのように再開させるか悩まれている方も多いと思います。以下に、図書館と災害に関するリンク、記事、文献等を掲載しますので、参考になれば幸いです。
- 被害調査の際は、被災箇所の写真を撮影してください。災害報告や復旧事業の際に必要です。壁面のクラックなどはメジャーをあてたり、場所を示すボードを一緒にうつしこんでください。
- 新聞やチラシは捨てずに保存しておきましょう。後に震災の記録として役に立ちます。
- 不安や困ったことがあったら、また、支援がほしいと思ったら、声をあげましょう。メーカーの方、県立図書館の方、saveMLAK、日本図書館協会等に相談してみましょう。
図書館の復旧に着手したら[編集]
- 施設被害
- 被害報告:不安・疑問は声を挙げよう。激甚災害指定により、公立図書館の場合、復旧事業費の2/3は国庫補助となります。
- 復旧計画:メーカー・施工業者等に相談しましょう。
- 資料被害
- 水損図書の対処・カビ対策:必要なら応援を求めましょう。
- 破損・汚損資料:台帳と照合し、廃棄や買い替え、修理等の対処について検討しましょう。保険対象の資料があるかも確認しましょう。
- 資料
- 貸出資料の扱い:返却期限の延長や、損失資料の扱い(例:「申し出があった場合は免責します」など)について利用者に広報しましょう。
- 未返却資料の状況確認:督促を前面に出すのではなく、利用者の安否や資料の状況を尋ねましょう。紛失、返却できない、連絡が取れないなどの状況が明らかになれば、損失扱いもやむを得ない場合もあります。
- 災害資料の収集・整理・保存
- 一次資料の収集:今しか入手できない資料があります。状況が許す限り集めましょう。
- 被災を思い出させ、すぐに利用に供するのが難しいものでも、後々の利用に向けて入手し保存しておきましょう。状況をみて提供しましょう。
- (災害資料の一例)
- 避難所の張り紙、チラシ類など。
- 新聞:配達や入手ができない場合は、本社等に取り置きを依頼。普段取っておかない広告なども、災害資料になり得ます。
- 雑誌:定期購読誌以外もチェックしましょう。