陸前高田市中央公民館

提供:saveMLAK
ナビゲーションに移動 検索に移動
印刷用ページはサポート対象外です。表示エラーが発生する可能性があります。ブラウザーのブックマークを更新し、印刷にはブラウザーの印刷機能を使用してください。
陸前高田市中央公民館
よみ りくぜんたかたしちゅうおうこうみんかん
所在地 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字砂畑61-1
緯度経度 39° 0' 48.60" N, 141° 37' 58.82" E
電話番号 0192-54-4221
FAX 0192-55-2434
メールアドレス
ウェブサイト
備考 (典拠:全国公民館連合会調査)
地図を読み込み中...
近隣施設一覧…その他の結果

被害状況

職員・利用者の被害

施設の被害

蔵書・収蔵品・展示の被害

その他の被害

運営情報

救援状況

避難受入情報

避難受入規模

その他

公民館の壁に残されたメッセージ

中央公民館玄関
母へのメッセージ
  • (2012-09-26 河北新報) 思い崩さず 母へのメッセージ壁切り出し 陸前高田[3]
    「東日本大震災の津波で犠牲になった母親への娘からのメッセージが書かれた岩手県陸前高田市中央公民館の壁の保存作業が25日、現地で始まった。作業は10月1日まで。壁の一部を切り出し、保護処理を施した上で市内の保管場所に運ぶ。」
    「作業を請け負う太平洋テクノ仙台営業所の芦谷原知所長(41)は「技術的に難度が高い工事だが、津波の悲惨さや遺族の思いがこもった壁なので、後世に残せるよう慎重に作業を進めたい」と話した。」
  • (2012-08-23 東海新報) 陸前高田市中央公民館 「壁面メッセージ」保存へ 解体前に切り出し作業[4]
    「先月24日、国立科学博物館の地学研究部・研究主幹の真鍋真博士=茨城県つくば市=が市役所を訪れ「市立中央公民館の壁面に書かれたメッセージの請願書」を提出。請願書では「失った母とのつながりを忘れず、呼びかけを続ける内容を有しており、被災者の苦痛緩和を促す可能性を有している」とした上で活用を求め、市外在住者を中心に1723人が署名した。」
    「真鍋研究主幹は、これまで市内での文化財レスキュー作業のほか、再開した市立博物館事業にも協力。請願書の取扱団体は岡山史料ネットワークで、集約責任者は岡山理科大学生物地球学部の富岡直人准教授となっている。」
    「書かれた壁は厚く、塗装がはがれやすいといった難しさがあり、市では対応を協議。その結果、太平洋テクノ(株)(本社・東京都)が提案した工法を採用することに決めた。」
    「工事費は約220万円で、市の一般財源からの支出となる見込み。23日に市役所で開かれた定例記者会見の場で戸羽太市長は「正直、今でも戸惑いはある。メディアが大騒ぎをしたことであって、いまだに市民の皆さんから意見はない。ただ、メッセージの思いや震災を今後の人たちに忘れないでもらいたいことを考えた時、保存することで後世に事実を伝えるためには有効という思いもある。有効に活用したい」と語った。」
  • (2012-08-24 読売新聞) 亡き母への思い記した壁を保存 陸前高田の中央公民館[5]
    「公民館勤務中に亡くなった母親へのメッセージを記した小松佳菜さん(24)(盛岡市)は「壁だけでは、津波の恐ろしさは伝わらないと思う。約80人が亡くなった場所でもある公民館を残してほしい」と訴えた。」
  • (2012-08-24 河北新報) 公民館壁・犠牲の母へのメッセージ 陸前高田市、保存決定[6]
    「岩手県陸前高田市は23日、東日本大震災の津波で犠牲になった母親へのメッセージが書かれた市中央公民館の壁について、一部を切り出して保存することを決めた。中央公民館自体は取り壊す。
     9月上旬に作業を始め、2週間ほどで完了させる。市は取り出した壁を廃校となっている市内の旧生出小校舎に一時保管し、今後の展示の在り方などを検討する。
     市によると、工事費は約220万円。メッセージ部分の保護のため表面塗装を施した後、縦1メートル50センチ、横1メートル5センチ、厚さ15センチの大きさで切り取る。保存する壁の重さは約560キロになるという。」
  • (2012-08-23 読売新聞) 壊すより後世に事実を…壁の伝言保存[7]
    「戸羽太・陸前高田市長はこの日の記者会見で、「(母親を亡くした)ご遺族の意見もある。(壁を)どのように市民や陸前高田市を訪れた方に見せるか検討はしていないが、有効に活用したい」と述べ、復興の進み具合にあわせて展示方法を検討していく考えを示した。
     メッセージの保存に向けて署名活動をしてきた富岡直人・岡山理科大教授(47)(環境考古学)は「これを機に震災遺構を残そうとの考えが被災地で出てくることを期待したい」と話した。
     市によると、公民館は壁を切り取った後、9月中旬から解体する予定だ。」
  • (2012-07-12 読売新聞) 「母のいた場所」残して 陸前高田の公民館[8]
    「津波で被災した岩手県陸前高田市の中央公民館で見つかった母親宛てのメッセージは、津波で亡くなった同館指導員、小松博子さん(当時58歳)の娘たちが書きつづったものだった。公民館が解体される前に母への感謝の思いを届けたかったという姉妹は、読売新聞の取材に「母のいた場所が壊されるのは、やはり寂しい」と建物の保存を望んだ。」
  • (2012-07-06 岩手日報) 被災公民館のメッセージ保存検討 陸前高田市長[9]
    「震災で被災した陸前高田市の市中央公民館の壁に書かれた津波で亡くなった母宛てとみられるメッセージについて、陸前高田市の戸羽太市長は5日、保存を検討する考えを示した。 戸羽市長は「壁を切ることができるのか、できないのかを業者と相談したい。技術的な面や費用もあるので、最低でも写真で残したい」と説明した。 メッセージは玄関付近の壁に二つあり、「いつも夢に出てきてくれて嬉(うれ)しいよ いつも笑顔で優しくてやっぱりお母さんはステキ」「これからもみんなのこと天国で見守っててね」などと記されている。」
  • (2012-06-28 毎日新聞) 壁に天国へのメッセージ 保存求め署名も[10]
    「東日本大震災で大津波に襲われ、多くの市民が犠牲になった岩手県陸前高田市の中央公民館の壁に、亡き母にあてたとみられるメッセージが見つかった。市は7月にも解体工事を始める予定だが、災害の記録保存に取り組む研究者らが、壁の保存を求めて署名活動を始めた。 メッセージは2種類。今年5月20日、市職員の佐々木英治さん(40)が見つけた。中央公民館は避難中に100人以上が犠牲になった市民体育館内にあり、今も、津波が運んだ土砂や木片が積み重なる。佐々木さんも体育館で津波に遭い、かろうじて助かった。「体育館がとりこわされても この場所の事 絶対忘れないからね!」とも書かれており、佐々木さんは「ここで働き、津波で亡くなった職員の子どもたちが、悲しみを乗り越えて書いたのではないか」と推測する。 市は被災した公共施設は、1カ所を除きすべて取り壊す方針だ。一方で「つらい思いを乗り越えるために、奇跡の一本松のように壁だけでも保存すべきだ」との声も上がる。」
  • (2012-06-28) 旧陸前高田市立中央公民館の壁面に書かれたメッセージの保存を求める請願書[11]
    「高田市中心部の市街地は、津波被害によって数多くの方が尊い命をなくされました。その悲劇の中心の中央公民館に、このメッセージの書かれた壁が残されています。この壁面に書かれたメッセージの保存を求める請願書を掲示します」

情報源

記入者

  • Waterperiod 2012年8月24日 (金) 22:50 (JST)
  • Masao 2012年7月18日 (水) 19:40 (JST)

元情報

  1. 東日本大震災に係る災害状況について - 陸前高田市公式ホームページ(2012/06/11閲覧, 2012/08/25リンク切れ確認)
  2. 東日本大震災による本市の災害状況 (平成24年3月1日現在)(2012/08/25閲覧)
  3. 河北新報 東北のニュース/思い崩さず 母へのメッセージ壁切り出し 陸前高田(2012/09/29閲覧)
  4. 陸前高田市中央公民館 「壁面メッセージ」保存へ 解体前に切り出し作業. 東海新報 (2012-08-23掲載, 2012-09-15閲覧)
  5. 亡き母への思い記した壁を保存 陸前高田の中央公民館 : その他 : ニュース : 東日本大震災 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2012/08/25閲覧)
  6. 河北新報 東北のニュース/公民館壁・犠牲の母へのメッセージ 陸前高田市、保存決定(2012/08/24閲覧)
  7. 壊すより後世に事実を…壁の伝言保存 : 岩手 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2012/08/24閲覧)
  8. 「母のいた場所」残して 陸前高田の公民館 : その他 : ニュース : 東日本大震災 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)(2012/07/18閲覧)
  9. 被災公民館のメッセージ保存検討 陸前高田市長(2012/07/18閲覧)
  10. 東日本大震災:壁に天国へのメッセージ 保存求め署名も- 毎日jp(毎日新聞)(2012/07/18閲覧)
  11. 災害遺構保存のページ - 旧陸前高田市立中央公民館の壁面に書かれたメッセージの保存を求める請願書(2012/07/18閲覧)