「宮城県公文書館」の版間の差分

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=== 施設の被害 ===
 
=== 施設の被害 ===
*ガラス破損(131枚)、積層書庫内エレベーター故障、書架破損(多数)、防火扉故障(2箇所)、ブラインド破損(多数)、内壁・外壁ひび割れ(多数)、床隆起(数箇所) [http://www.archives.go.jp/top/pdf/110725_01_01.pdf 「全国公文書館における東日本大震災の被災状況と対応」]
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* ガラス破損(131枚)、積層書庫内エレベーター故障、書架破損(多数)、防火扉故障(2箇所)、ブラインド破損(多数)、内壁・外壁ひび割れ(多数)、床隆起(数箇所) <ref name ="NA0815">[http://www.archives.go.jp/top/pdf/110725_01_01.pdf 「全国公文書館における東日本大震災の被災状況と対応」]</ref>
* 建物は大丈夫だが、ガラス120枚ほどが割れたりヒビが入った。
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*3月11日の大震災ではガラスが120枚も割れ、4月7日晩の地震ではさらに数枚のガラスが割れた。また、書架を壁に固定しているボルトがはずれたり、書架フレームが大きくゆがんだり、また、建物のクラックがひどくなったりするなどの被害があったが、その後の余震では特に被害はない。全史料協第九報[http://www.jsai.jp/info20110414.html]
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* 3月11日の大震災ではガラスが120枚も割れ、4月7日晩の地震ではさらに数枚のガラスが割れた。また、書架を壁に固定しているボルトがはずれたり、書架フレームが大きくゆがんだり、また、建物のクラックがひどくなったりするなどの被害があったが、その後の余震では特に被害はない。<ref name ="JSAI_09">[http://www.jsai.jp/info20110414.html 全史料協第九報]</ref>
  
 
=== 所蔵資料の被害 ===
 
=== 所蔵資料の被害 ===
*簿冊落下(約3万冊)、簿冊破損(5-600点、修復可能) [http://www.archives.go.jp/top/pdf/110725_01_01.pdf 「全国公文書館における東日本大震災の被災状況と対応」]
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* 簿冊落下(約3万冊)、簿冊破損(5-600点、修復可能) <ref name ="NA0815" />
  
* 書架の8割が倒壊して、書籍が散乱している状態。
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* 書架の8割が倒壊して、書籍が散乱している状態。<ref name ="JSAI_07">* [http://www.jsai.jp/index.html 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会]:[http://www.jsai.jp/info20110325.html 東北地方太平洋沖地震における全史料協機関会員の安否確認情報 平成23年3月25日付 第七報](回答:宮城県公文書館 川名さん)</ref>
  
 
=== その他の被害 ===
 
=== その他の被害 ===
* 現在、再開館に向けての準備をすすめている。先週からガラスの入替え工事が始まった。書架その他の復旧工事については、業者から見積りを取ったが、予算確保については、これからの課題。全史料協第九報[http://www.jsai.jp/info20110414.html]
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* 再開館に向けての準備をすすめている。先週からガラスの入替え工事が始まった。書架その他の復旧工事については、業者から見積りを取ったが、予算確保については、これからの課題。(記述は参照した情報の日付(2011年4月14日)のもの)<ref name ="JSAI_09" />
  
  
 
== 運営情報 ==
 
== 運営情報 ==
*5月16日(月)開館 [http://www.archives.go.jp/top/pdf/110725_01_01.pdf 「全国公文書館における東日本大震災の被災状況と対応」]
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* 2011年5月16日(月)開館 <ref name ="NA0815" />
  
* 現在、復旧作業のため閉館中。しばらく復旧にはかかる見通し。
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* 「公文書館だより(第18号)」発行 掲載内容に被災状況あり(4.29閲覧 追記@artemismarch)
* 追加情報 HPより 開館予定日・・・ 5月16日(月)
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** 当館でも所蔵資料42,179冊の内、約七割の公文書、行政資料が書架より落下し、ガラスも100枚以上割れるなど、甚大な被害を被る。3月12日より復旧作業に取り組むも、4月7日の余震で再度被害、5月16日にむけて復旧作業を進めていたとのこと。<ref name="tayori">[http://www.pref.miyagi.jp/koubun/tayori/tayori%EF%BC%AE%EF%BD%8F18.pdf 「公文書館だより(第18号)」(宮城県)]</ref>
「公文書館だより(第18号)」発行 掲載内容に被災状況あり
 
(4.29閲覧 追記@artemismarch)
 
当館でも所蔵資料4 2 , 1 7 9 冊の内, 約七割の公文書, 行政資料が書架より落下し,
 
ガラスも1 0 0 枚以上割れるなど, 甚大な被害を被りました。
 
 次の日1 2 日から, 復旧に向け休館し, ガラスの後片付けや落ちた簿冊を書架に戻す作業に取りかかりました。4月に入り,ほとんどの作業が終わりに近づき,開館の目処が立った矢先の4月7日(木)。余震とは思えない震度6 強の地震が起こり, 作業も振り出しに戻ってしまい, それに伴い開館予定日も延ばさなければならない状況になってしまいました。
 
 休館中に「閲覧をしたいのだが,いつ開館ですか。」という問い合わせがくるなど, お客様には大変ご迷惑
 
をお掛けしておりますが, ただ今, 5 月1 6 日( 月)の開館に向け, スタッフ一同, 急ピッチで作業に取り組んでおります。開館まで, いましばらくお待ちいただくと共に, ご来館を心よりお待ちしております。(写真あり)
 
  
 
== 救援状況 ==
 
== 救援状況 ==
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== その他 ==
 
== その他 ==
* ライフラインは復旧している。
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* ライフラインは復旧している。<ref name ="JSAI_07" />
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== 情報源 ==
 
== 情報源 ==
 
=== 記入者 ===
 
=== 記入者 ===
 
*[[利用者:Bouvardia|bouvardia]] 2011年8月15日 (月) 11:56 (JST)
 
*[[利用者:Bouvardia|bouvardia]] 2011年8月15日 (月) 11:56 (JST)
* 後藤真
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* 後藤真 [[利用者:M-goto|M-goto]] 2011年8月15日 (月) 23:11 (JST)
* @artemismarch
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* @artemismarch [[利用者:Artemismarch|Artemismarch]] 2011年5月9日 (月) 22:30 (JST)
[[利用者:Artemismarch|Artemismarch]] 2011年5月9日 (月) 22:30 (JST)
 
 
=== 元情報 ===
 
=== 元情報 ===
*[http://www.archives.go.jp/top/pdf/110725_01_01.pdf 「全国公文書館における東日本大震災の被災状況と対応pdf」(国立公文書館 2011-08-15閲覧)]
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<references/>
 
 
* [http://www.jsai.jp/index.html 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会]
 
:東北地方太平洋沖地震における全史料協機関会員の安否確認情報 平成23年3月25日付 第七報  [http://www.jsai.jp/info20110325.html](回答:宮城県公文書館 川名さん)
 
  
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== 情報の最終確認 ==
  
 
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* 2011/8/15
== 情報の最終確認 ==
 
* 2011/4/3 19:15現在
 
  
 
[[Category:宮城県]]
 
[[Category:宮城県]]

2011年8月15日 (月) 23:11時点における版

宮城県公文書館
よみ みやぎけんこうぶんしょかん
所在地 〒983-0851 宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡5番地
緯度経度 38° 15' 58.10" N, 140° 54' 35.40" E
電話番号 022-791-9333
FAX 022-297-1633
メールアドレス koubun [アット] pref.miyagi.jp
ウェブサイト http://www.pref.miyagi.jp/koubun/
備考
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「koubun [アット] pref.miyagi.jp」の形式の URI は許可されていません。

被害状況

職員・利用者の被害

施設の被害

  • ガラス破損(131枚)、積層書庫内エレベーター故障、書架破損(多数)、防火扉故障(2箇所)、ブラインド破損(多数)、内壁・外壁ひび割れ(多数)、床隆起(数箇所) [1]
  • 3月11日の大震災ではガラスが120枚も割れ、4月7日晩の地震ではさらに数枚のガラスが割れた。また、書架を壁に固定しているボルトがはずれたり、書架フレームが大きくゆがんだり、また、建物のクラックがひどくなったりするなどの被害があったが、その後の余震では特に被害はない。[2]

所蔵資料の被害

  • 簿冊落下(約3万冊)、簿冊破損(5-600点、修復可能) [1]
  • 書架の8割が倒壊して、書籍が散乱している状態。[3]

その他の被害

  •  再開館に向けての準備をすすめている。先週からガラスの入替え工事が始まった。書架その他の復旧工事については、業者から見積りを取ったが、予算確保については、これからの課題。(記述は参照した情報の日付(2011年4月14日)のもの)[2]


運営情報

  • 2011年5月16日(月)開館 [1]
  • 「公文書館だより(第18号)」発行 掲載内容に被災状況あり(4.29閲覧 追記@artemismarch)
    • 当館でも所蔵資料42,179冊の内、約七割の公文書、行政資料が書架より落下し、ガラスも100枚以上割れるなど、甚大な被害を被る。3月12日より復旧作業に取り組むも、4月7日の余震で再度被害、5月16日にむけて復旧作業を進めていたとのこと。[4]

救援状況

その他

  • ライフラインは復旧している。[3]


情報源

記入者

  • bouvardia 2011年8月15日 (月) 11:56 (JST)
  • 後藤真 M-goto 2011年8月15日 (月) 23:11 (JST)
  • @artemismarch Artemismarch 2011年5月9日 (月) 22:30 (JST)

元情報

情報の最終確認

  • 2011/8/15